8月31日、ザントフォールト・サーキットで行われたオランダGP決勝は、路面温度29度・気温20度の良好なコンディションで開催された。混戦と波乱の展開の末、マクラーレンのオスカー・ピアストリが優勝を飾り、2位にレッドブルのマックス・フェルスタッペン、そしてレーシングブルズのアイザック・ハジャルがF1初の表彰台となる3位を獲得した。

■まとめポイント

  • ピアストリが優勝、マクラーレンが強さを示す

  • フェルスタッペンが地元で2位、ハジャルがキャリア初表彰台

  • 雨やセーフティーカーが入り乱れる波乱の決勝で角田は9位入賞

 決勝結果

順位チームドライバー
1オスカー・ピアストリ
2マックス・フェルスタッペン
3アイザック・ハジャル
4ジョージ・ラッセル
5アレックス・アルボン
6オリバー・ベアマン
7ランス・ストロール
8フェルナンド・アロンソ
9角田裕毅
10エステバン・オコン
11フランコ・コラピント
12リアム・ローソン
13カルロス・サインツ
14ニコ・ヒュルケンベルグ
15ガブリエル・ボルトレート
16キミ・アントネッリ
17ピエール・ガスリー
18ランド・ノリス
RETシャルル・ルクレール
RETルイス・ハミルトン

│振り返り

接触するルクレールとアントネッリ

決勝はピットレーンスタートのオリバー・ベアマンを除き順調に始まったが、スタート直後にマクラーレンのランド・ノリスが出遅れ、オスカー・ピアストリがトップに浮上。序盤9周目にはノリスがレッドブルのマックス・フェルスタッペンをオーバーテイクし、マクラーレン勢が1-2体制を築いた。

16周目には小雨が降り、スリックとレインで戦略が分かれる展開に。アロンソや角田がスリックに賭けたが、23周目のルイス・ハミルトンのクラッシュによるセーフティーカー導入で戦略は大きく揺らいだ。再開後にはカルロス・サインツとリアム・ローソンが接触し、さらに落下パーツでバーチャルセーフティーカーが発動した。

中盤以降はルクレールとラッセルの激しい接触バトルもあり、フェラーリのルクレールは53周目にアントネッリとの接触でリタイア。フェラーリはダブルリタイアという厳しい結果となり、アントネッリには15秒ペナルティが科された。

終盤、マクラーレン勢がハードタイヤ、フェルスタッペンがソフトタイヤで追う展開となったが、ランド・ノリスがマシントラブルでリタイア。このアクシデントにより、レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャルが3位に浮上し、初の表彰台を手にした。

レッドブルの角田裕毅は赤旗や接触の影響を受けつつも堅実に走行し、10位から繰り上がって9位フィニッシュ。貴重な2ポイントを持ち帰った。

――雨、セーフティーカー、クラッシュ、そしてサプライズ表彰台。波乱のオランダGP決勝は、ピアストリの強さと若手の台頭を示す一戦となった。