2026年F1第5戦カナダGPのスプリント予選が行われた。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスのジョージ・ラッセルだった。ラッセルはSQ3で1分12秒965を記録し、チームメイトのキミ・アントネッリを0.068秒差で抑えて最前列を獲得した。3番手にはマクラーレンのランド・ノリスが続いた。

まとめポイント

・ラッセルが1分12秒965でスプリント予選最速
・アントネッリ2番手でメルセデスがフロントロウ独占
・アロンソのクラッシュでSQ1は赤旗中断。

 タイム結果

順位チームドライバー
1ジョージ・ラッセル
2キミ・アントネッリ
3ランド・ノリス
4オスカー・ピアストリ
5ルイス・ハミルトン
6シャルル・ルクレール
7マックス・フェルスタッペン
8アイザック・ハジャル
9アービッド・リンドブラッド
10カルロス・サインツ
11ニコ・ヒュルケンベルグ
12ガブリエル・ボルトレート
13フランコ・コラピント
14エステバン・オコン
15オリバー・ベアマン
16フェルナンド・アロンソ
17セルジオ・ペレス
18ランス・ストロール
19ピエール・ガスリー
20バルテリ・ボッタス
-リアム・ローソン
-アレックス・アルボン

│振り返り

SQ1は序盤から慌ただしい展開となった。
フェラーリのルイス・ハミルトンが早い段階で1分13秒889を記録して首位に立ったが、終盤にはフェルナンド・アロンソがターン3でバリアにクラッシュ。このアクシデントで赤旗が出され、残り時間が少ない中で各車は再開後に一斉にコースへ向かう形になった。だが多くのマシンはチェッカー前にラインを通過できず、セルジオ・ペレス、ランス・ストロール、ピエール・ガスリー、バルテリ・ボッタスに加え、そもそも出走できなかったアレックス・アルボンとリアム・ローソンがSQ1敗退となった。

SQ2ではメルセデスが流れを引き寄せた。
ラッセルが1分13秒026でトップに立ち、アントネッリも続いてワンツー体制を築いた。一方でレッドブルのマックス・フェルスタッペンはターン4のトラックリミットでタイムを失う場面もあり、終盤まで突破が確定しない苦しい展開となった。それでも最終的には9番手で通過。逆にニコ・ヒュルケンベルグ、ガブリエル・ボルトレート、フランコ・コラピント、エステバン・オコン、オリー・ベアマン、そしてSQ1でクラッシュしたアロンソがここで脱落した。

SQ3ではメルセデス2台が完全に主導権を握った。
ラッセルは最初のアタックから速さを見せ、さらに最後のランで1分12秒965までタイムを縮めた。アントネッリも最後に自己ベストを更新したが、ラッセルにはわずかに届かず2番手。ノリスは0.3秒遅れの3番手で、4番手にオスカー・ピアストリ、5番手にハミルトン、6番手にシャルル・ルクレールが続いた。フェルスタッペンは7番手、アイザック・ハジャーが8番手、アービッド・リンドブラッドが9番手、カルロス・サインツが10番手という並びになった。

今回のスプリント予選では、メルセデスの一発の速さが際立った。
FP1で最速だったアントネッリに対し、予選ではラッセルがしっかり修正して最速を奪い返した形だ。マクラーレン勢も3、4番手に並んでおり、スプリント本番ではスタートと序盤のポジション争いが大きな見どころになりそうだ。特にカナダはブレーキング勝負になりやすく、後方からの逆転も十分あり得る。メルセデスがそのまま先行できるのか、それともノリスやフェラーリ勢が揺さぶりをかけるのかに注目が集まる。