5月5日マイアミ・インターナショナル・オートドロームにて第6戦 マイアミGPの決勝が行われ、優勝はマクラーレンのオスカー・ピアストリが今季4勝目と3戦連続勝利を遂げた。2位にはチームメイトのランド・ノリスが入選し、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが獲得した。
レッドブルの角田はスタート後にポジションを上げるも、雨の予報が外れ、ピットでポジションを下げるも10位入賞でレースを終えた。
■まとめポイント
- 決勝はマクラーレンのオスカー・ピアストリが3連勝と絶好調。
- 角田は不運続きで10位入賞。やはり低速コーナーが課題
- マクラーレンVSマックス・フェルスタッペン再び
- バーチャルセーフティーカー度重なる出動
決勝結果
| 順位 | チーム | ドライバー |
|---|---|---|
| 1 | オスカー・ピアストリ | |
| 2 | ランド・ノリス | |
| 3 | ジョージ・ラッセル | |
| 4 | マックス・フェルスタッペン | |
| 5 | アレックス・アルボン | |
| 6 | キミ・アントネッリ | |
| 7 | シャルル・ルクレール | |
| 8 | ルイス・ハミルトン | |
| 9 | カルロス・サインツ | |
| 10 | 角田裕毅 | |
| 11 | アイザック・ハジャル | |
| 12 | エステバン・オコン | |
| 13 | ピエール・ガスリー | |
| 14 | ニコ・ヒュルケンベルグ | |
| 15 | フェルナンド・アロンソ | |
| 16 | ランス・ストロール | |
| DNF | リアム・ローソン | |
| DNF | ガブリエル・ボルトレート | |
| DNF | オリバー・ベアマン | |
| DNF | ジャック・ドゥーハン |
振り返り
決勝はスタートから白熱したレースとなった。スタートでマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスがターン①で攻防を繰り広げるも、ノリスがポジションを下げる形になった。その後、オスカー・ピアストリがマックス・フェルスタッペンをオーバーテイクし、流れはマクラーレンが強く、ノリスの後半で2位まで順位を上げた。決定打はハースのオリバー・ベアマンがPUトラブルでコース上にマシンを止めたことが原因でバーチャルセーフティーカーが出動し、タイヤ交換を既に済ませたマシンが損する形に。フェルスタッペンは2周前に交換しており、ラッセルに抜かれ、このままチェッカーまで順位の変動なくTOP3が確定した。
レッドブルの角田はスタートでポジションを上げるも、セクター2が遅く、ペースが上がらず。予想していた雨も降らなければ、タイヤ交換後にバーチャルセーフティーカーによって大きくポジションを落とした。また、ピットレーンでの速度違反で5秒タイムペナルティを受けた。10位争いをもとチームメイトのアイザック・ハジャルと争い、滑り込みの10位入賞を挙げた。
