5月30日カタロニアサーキットて第9戦 スペインGPのFP3が行われ、マクラーレンのオスカー・ピアストリがトップタイムをマークした。2番手タイムはチームメイトのランド・ノリスが入選。3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが獲得した。全車予選までの調整を行っており、マクラーレンが優勢に見える。

レッドブルの角田裕毅も予選調整のアタックラップを行うも、なかなかラップタイムが改善できず、14番手タイムでFP3を終えている。

■まとめポイント

  • FP3ではマクラーレンのオスカー・ピアストリ
  • 角田裕はソフトタイヤで14番手と予選に不安感を抱える
  • マクラーレンの独壇場

FP3結果

順位 チーム ドライバー タイム
1 オスカー・ピアストリ 1:12.387
2 ランド・ノリス +0.526
3 シャルル・ルクレール +0.743
4 ジョージ・ラッセル +0.752
5 マックス・フェルスタッペン +0.988
6 アイザック・ハジャル +0.995
7 キミ・アントネッリ +1.018
8 フェルナンド・アロンソ +1.027
9 ルイス・ハミルトン +1.140
10 リアム・ローソン +1.250
11 ガブリエル・ボルトレート +1.335
12 ニコ・ヒュルケンベルグ +1.346
13 カルロス・サインツ +1.371
14 角田裕毅 +1.505
15 ランス・ストロール +1.517
16 ピエール・ガスリー +1.567
17 フランコ・コラピント +1.598
18 エステバン・オコン +1.751
19 アレックス・アルボン +1.902
20 オリバー・ベアマン +2.073

振り返り

FP1では天候は引き続き晴れ(29℃)と連日して暑さが続いっている中行われた。FP3は予選最終調整を行うマシンが多く、マクラーレンの二台が引き続き速いタイムを出している。その下はレッドブル、フェラーリ、メルセデスが横並びのパフォーマンスでラップタイムを出している。

レッドブルはマシンのグリップ不足が原因かターン⑫後のグラベルを踏んでしまうシーンが見受けられた。アップデートはイマイチ機能しているようには見えず、今後もマシンの課題と向き合ったレースが必要になるだろう。レーシングブルズのアイザック・ハジャルは走りだしが良く、今レースもQ3突破が出来る可能性が出ている。

レッドブルの角田は旧フロアで走行。14番手タイムでFP3を終えている。特にQ2で遅れが見え、スペインGPでもQ3突破がかなり険しい状況だ。

グラベル寸前のリアム・ローソン