モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPの予選は、路面温度44度・気温26度とFP3よりも暑いコンディションで実施された。最終的にレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。マクラーレンのランド・ノリスが2位、オスカー・ピアストリが3位につけた。
■まとめポイント
フェルスタッペンが18秒台に迫る圧巻のラップでポール獲得
マクラーレンが2位・3位を確保し決勝へ好位置
ウィリアムズ勢はQ2で姿を消す
│ 予選結果
| 順位 | チーム | ドライバー |
|---|---|---|
| 1 | マックス・フェルスタッペン | |
| 2 | ランド・ノリス | |
| 3 | オスカー・ピアストリ | |
| 4 | シャルル・ルクレール | |
| 5 | ルイス・ハミルトン | |
| 6 | ジョージ・ラッセル | |
| 7 | キミ・アントネッリ | |
| 8 | ガブリエル・ボルトレート | |
| 9 | フェルナンド・アロンソ | |
| 10 | 角田裕毅 | |
| 11 | オリバー・ベアマン | |
| 12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | |
| 13 | カルロス・サインツ | |
| 14 | アレックス・アルボン | |
| 15 | エステバン・オコン | |
| 16 | アイザック・ハジャル | |
| 17 | ランス・ストロール | |
| 18 | フランコ・コラピント | |
| 19 | ピエール・ガスリー | |
| 20 | リアム・ローソン |
│振り返り
予選はQ1から波乱の展開に。メルセデス勢がミディアムタイヤでアタックを試みる一方、パラボリカでコースアウトするマシンが続出。レーシングブルズのアイザック・ハジャルはここで脱落となったが、レッドブルの角田裕毅が最終アタックで4番手に食い込み健闘を見せた。
Q2ではフェルスタッペンが18秒台目前のスーパーラップを記録し、圧倒的な速さを披露。ウィリアムズ勢はブレーキトラブルやコースオフに苦しみ、揃ってQ2敗退となった。ランド・ノリスもターン1でのミスにより一時はピンチとなったが、なんとかQ3に進出。
Q3では、フェルスタッペンがファーストアタックでトップに立つと、フェラーリのルクレールが0.08秒差で続き、接戦の様相を呈した。終盤にはノリスが一時トップに立つも、最終的にフェルスタッペンが逆転しポールを獲得。マクラーレンの2台が2位・3位に並び、決勝での三つ巴の戦いが予感される。
なお、フェラーリのルイス・ハミルトンは前戦オランダGPでのペナルティにより、決勝では5グリッド降格からのスタートとなる。
