メキシコGPのFP2セッションは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。
2位にフェラーリのシャルル・ルクレール、3位にメルセデスのキミ・アントネッリが入り、上位勢が拮抗する結果となった。
気温26度・路面温度44度と、FP1よりもやや落ち着いたコンディションの中、各チームは決勝を見据えたセットアップ確認に集中した。
■まとめポイント
フェルスタッペンがトップタイム、レッドブルが巻き返し
ルクレールが2位でフェラーリの好調を維持
アントネッリが3位と健闘、メルセデスも競争力を発揮
角田裕毅が一時3番手タイムを記録、パフォーマンス上昇
│ FP2結果
| 順位 | チーム | ドライバー | タイム(GAP) |
|---|---|---|---|
| 1 | マックス・フェルスタッペン | 1:17.392 | |
| 2 | シャルル・ルクレール | +0.153 | |
| 3 | キミ・アントネッリ | +0.174 | |
| 4 | ランド・ノリス | +0.251 | |
| 5 | ルイス・ハミルトン | +0.300 | |
| 6 | ジョージ・ラッセル | +0.437 | |
| 7 | 角田 裕毅 | +0.491 | |
| 8 | フェルナンド・アロンソ | +0.546 | |
| 9 | カルロス・サインツ | +0.547 | |
| 10 | ランス・ストロール | +0.562 | |
| 11 | リアム・ローソン | +0.826 | |
| 12 | オスカー・ピアストリ | +0.840 | |
| 13 | エステバン・オコン | +0.874 | |
| 14 | アイザック・ハジャル | +0.889 | |
| 15 | ガブリエル・ボルトレート | +0.931 | |
| 16 | ニコ・ヒュルケンベルグ | +0.956 | |
| 17 | オリバー・ベアマン | +1.050 | |
| 18 | フランコ・コラピント | +1.329 | |
| 19 | アレックス・アルボン | +1.463 | |
| 20 | ピエール・ガスリー | +1.802 |
│振り返り
FP2は、FP1よりも路面温度が下がり、より安定したコンディションでスタート。
このセッションからは全レギュラードライバーが走行し、ミディアム・ソフト・ハードの各コンパウンドを試す形となった。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、マシン前部にフロービスを塗布し、新パーツの空力データ収集を実施。
一方で、序盤にはターン7〜11の高速区間でコースアウトするマシンも見受けられ、ドライバーたちはメキシコ特有の低空気密度への対応に苦戦していた。
開始20分時点ではフェラーリのシャルル・ルクレールがソフトタイヤでトップタイムを記録し、FP1に続いて好調な走りを見せた。
メキシコGP FP2は、フェルスタッペンが首位、ルクレールが引き続き好調をキープ。
メルセデスのアントネッリも上位につけ、上位3チームが互いに僅差のペースを見せた。
また、角田裕毅も上位タイムを記録し、決勝に向けたセットアップの進展が伺えるセッションとなった。
