ラスベガスGPの決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧巻の勝利を飾った。マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリは当初上位フィニッシュしていたが、レース後に両車とも失格となった。これにより、メルセデスのジョージ・ラッセルが2位に、メルセデスのキミ・アントネッリが3位に繰り上がった。
■まとめポイント
マックス・フェルスタッペンがラスベガスGPを制し今季6勝目を挙げた
ランド・ノリスとオスカー・ピアストリは順位失効となり、マクラーレンに痛手
ジョージ・ラッセルが2位、キミ・アントネッリが3位に繰り上がりメルセデスが表彰台独占
│ 決勝結果
| 順位 | チーム | ドライバー |
|---|---|---|
| 1 | マックス・フェルスタッペン | |
| 2 | ジョージ・ラッセル | |
| 3 | キミ・アントネッリ | |
| 4 | シャルル・ルクレール | |
| 5 | カルロス・サインツ | |
| 6 | アイザック・ハジャル | |
| 7 | ニコ・ヒュルケンベルグ | |
| 8 | ルイス・ハミルトン | |
| 9 | エステバン・オコン | |
| 10 | オリバー・ベアマン | |
| 11 | フェルナンド・アロンソ | |
| 12 | 角田裕毅 | |
| 13 | ピエール・ガスリー | |
| 14 | リアム・ローソン | |
| 15 | フランコ・コラピント | |
| 16 | アレックス・アルボン | |
| RET | ガブリエル・ボルトレート | |
| RET | ランス・ストロール | |
| DQ | ランド・ノリス | |
| DQ | オスカー・ピアストリ |
│振り返り
マックス・フェルスタッペンはラスベガスGPのスタート直後から主導権を握った。オープニングラップでポールポジションのランド・ノリスをターン1でパスし、その後レースを逃げ切った。ランド・ノリスはメルセデスのジョージ・ラッセルを一度抜き返すも、フェルスタッペンのペースには及ばなかった。
終盤に入ってもノリスは安定した走りを続け、チェッカーフラッグまでリードを保った。ただし、レース後に両マクラーレンの車両がスキッド板の規定を下回っていたことが判明し、ノリスとピアストリは失格となった。
その結果、ジョージ・ラッセルが2位に、キミ・アントネッリが3位に繰り上がった。アントネッリはフライングスタートのペナルティにも関わらず、終盤まで4位走行を維持して表彰台を確保した。
シャルル・ルクレールが4位、カルロス・サインツが5位でフィニッシュし、ニコ・ヒュルケンベルグ、ルイス・ハミルトン、エステバン・オコンとオリバー・ベアマンもポイント圏内に入った。角田裕毅(レッドブル)はピットレーンスタート後に順位を上げたが、最終的にポイント獲得には至らなかった。
