F1を題材にしたゲームは数多く存在する。
しかし、多くの作品はPCや家庭用ゲーム機を前提としている。
モバイル向けでありながら、「走らせる楽しさ」に強くフォーカスした作品は意外と少ない。

その中で、今回編集部がオススメするのは「Monoposto」 だ。
iOSやAndroidで配信されているこのゲームは、派手な演出よりも“純粋なドライビング体験”を重視したシングルシーターゲームとして知られている。

今回はその「Monoposto」の魅力をお伝えしよう。

│Monopostoとは

Monopostoは、オープンホイール(フォーミュラカー)を題材にしたレーシングゲームだ。
実在のF1を直接名乗ってはいない。
車両の挙動、サーキット、レース形式はF1を強く意識した内容となっている。

サーキットは、2025年シーズンに使用されたコースをベースにしたリメイクが中心だ。
レイアウトは同じだが、一部は簡略化されている。
さらに、過去に開催されたサーキットも含め、全34種類が収録されている。

このゲームは、操作を極力シンプルにしながら、マシンの挙動やブレーキングにはリアリティを持たせている。
モバイル向けでありながら、ドライビング感覚を重視した設計が特徴だ。

│操作感とドライビングの特徴

操作は至って簡単で、画面左側にアクセル、右側にブレーキを配置したレイアウトになっている。
他にはバックミラー・DRS開閉ボタン・ERSボタンのみだ。
パドルシフトはないため、ギア操作がないのは残念ではあるが、ブレーキとアクセルはスライダー調整ができる設定がある。
そのため、アクセルとブレーキに強弱をつけることができる。

│モードとレース要素

モードは主に4種類ある。

①クイックレース
マシンとサーキットを選んですぐに決勝レースを始めることができる。

②シングルレース
マシンとサーキットを選んで、予選走行+決勝レースを行うモード。

③チャンピオンシップ
マシンを選んでフルシーズン(予選+決勝)を戦うモード。
コースは取捨選択が可能なので、ショートなシーズンにすることも可能。

④オンラインデュエル
マシンを選んで1vs1でレースを行うモード。
デフォルトの設定でバトルをするため、実力が試される。
※プライベートコードを入れればフレンドとバトルも可能。

その他にも以下の要素もレースに加えることができる。

①天候の変化
Monopostoでは、晴れ・曇り・小雨・大雨の4種類の天候を設定可能。
ランダムにするとレース途中で曇り→雨が降るといったことも発生する。
逆に雨→晴れも発生するため戦略も重要になってくる。

②セーフティーカーなどの整備
セーフティーカーやVSCも設定可能。
イエローフラッグも設定できるため、レースのリアリティを増す。
また、トラックリミットなどのタイムペナルティも存在。

③ライバルのレベル
ロングランの戦略を取るCOMも存在するため、毎回同じ展開になりにくく、
レースごとに異なる流れが生まれる。

ライバルは他のマシンと衝突を避けるプログラミングをしているのか、
コースライン以外を走行する時もある。また、ライバルのレベル選択+調節可能。

④グラフィックや操作の細かい調整
レースゲームをやっていると、設定できることが少ない。
しかし、このゲームでは詳細な設定も可能。自分好みの操作でレースをしよう。
また、画面上の表示や画質・エンジン音も4種から選択できる。

⑤テレビモード
決勝レースのみ観戦モードが存在する。
ドライバー順位を表示していれば、順位をタッチしてそのドライバーをフォーカスすることができる。

│デメリットも正直に伝えます。

予選の時の内容

ここまでとても良いゲームとしてお伝えしました。
しかし、ゲームにはどうしてもデメリットもあります。惜しい部分もお伝えしよう。

①予選は周回制
Monoposto内での予選はQ1,Q2,Q3といったノックアウト制ではなく、
限られた周回数内を一人でタイムを計測するシステム。
また、予選中は誰も走行していないので、少し寂しい。
※フリー走行もありません。

②COM挙動のばらつき
COMのレベルが同一であってもサーキットによっては、
一部のサーキットでは、COMのコーナースピードが不自然に速かったり、
逆に全体のペースが遅く感じられる場合がある。
他にもクラッシュが必ず起きるサーキットもある。
今後のアップデートによる改善に期待したい。

③公式ではない
人によってはこれがNGポイントになりうるだろう。
サーキットは現行サーキットをリメイクしているため、景色や一部異なる部分がある。
例えば、ラスベガスGPはレイアウトに沿って作られただけでラスベガスGP感はない。
また、デフォルトでは匿名のチームとマシンになっているため、
自作やインターネットで公式に似た画像を入れなければいけない。

④有料版もある
Monopostoは基本的に無料でプレイできる。しかしiOSではLite版(無料)と有料版(600円)がある。
有料版との違いは走行できるサーキットに制限があり、
無料版ではレースに勝って開放する必要があります。
編集部としては作成元が継続してアップデートをしているので、
600円で無期限に遊べる有料版をオススメします。まずは無料版でレースをしてみて考えるが善だろう。

│よりリアルにするためには

Monopostoをよりリアルにするためのオススメを教えましょう。

①リバリーなどの設定
マシン・ドライバー選択時にカスタマイズができるため、
プロフィールやリバリーを変更するとよりリアルになる。
リバリーを自作することもできるが、ユーザーが配布している画像もあるのでDLして読み込めば使えます。
2026年モデルはこちら

②操作設定の調整
あくまでも個人の設定なので好みの設定をしてください。
・ドライビングヘルプはNone
・ステアリングレベルは65-75
・アンチスピンレベルは0-10
・AI 予選タイムは85%-90%

③ヘルメット視点で運転
恐らくMonoposto以外のレースゲームでは存在しないヘルメット視点がある。
よりドライバーの視点でレースが可能だ。

│Monopostoは手軽にできるレースゲームだった

Monopostoは、
「F1っぽさ」を雰囲気ではなくF1を愛する作成者が本気で作ったモバイルゲームだ。

本格シムとアーケードの中間に位置しながら、
スマートフォンで気軽に“フォーミュラカーを走らせる感覚”を味わえる点が、このゲームの最大の魅力と言える。

F1ファンなら、一度触れてみる価値は十分にある。ぜひ無料版からでも体験してみてください