
■コースプロフィール
アルガルヴェ・サーキット
(英:Algarve International Circuit / Autódromo Internacional do Algarve)
ポルティマオ近郊に位置する近代的な常設サーキット。
2008年にオープンした比較的新しい施設である。
大きな高低差とブラインドコーナーが特徴。
ジェットコースターのようなアップダウンから
「ローラーコースターのようなレイアウト」と形容されることもある。
F1では2020年と2021年にポルトガルGPとして開催された。
パンデミック下の特別開催ながら、世界中のファンに強い印象を残した。
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│コースマップ

| コース長 | 4.653km |
|---|---|
| コーナー数 | 15 |
| 最高速度 | 約340km/h |
| タイプ | テクニカル |
| SC導入率 | 中※2戦のみで測定不能 |
| 最高速 | 4/5 |
|---|---|
| 加速 | 4/5 |
| ダウンフォース | 4/5 |
| ブレーキ | 3/5 |
| タイヤ | 4/5 |
│コースの特徴とポイント
レースはデイレース。
南ポルトガルの温暖な気候により路面温度が高くなりやすい。
最大の特徴は激しいアップダウン。
ターン①は上りながら進入し、頂上で視界が一瞬消えるブラインドコーナーである。
続くターン③へ向けて急激に下るため、ブレーキングと荷重移動が非常に難易度が高い。
コース幅は広いが、ライン取りが難しく、ミスがタイムロスに直結する。
空力バランスとマシン安定性が重要になる。

①コーナーの攻略
ターン①は最大の難所。
頂上でフロントが軽くなり、グリップを失いやすい。
ターン⑤からターン⑧にかけての高速セクションでは、
ダウンフォース性能と車体バランスが問われる。
最終コーナーは長い右コーナー。
ここでの立ち上がり速度がメインストレートでの最高速に直結する。
高低差により縦Gと横Gが複合的にかかる。
ドライバーのフィジカルと集中力が試されるコースである。
②タイヤを守る
アップダウンの多さによりタイヤにかかる荷重変化が大きい。
特にリアタイヤへの負担が増えやすい。
さらに、開催当初は路面グリップが低いと指摘されることもあったため、
タイヤのウォームアップが難しいと言われている。
グリップ不足によるスライドが発生すると、
タイヤデグラデーションが進行する。
安定したペース維持には、丁寧なスロットルワークが必要である。
③オーバーテイク
アルガルヴェはコース幅が広く、高低差を利用したオーバーテイクが見られることもある。
ターン①が代表的なオーバーテイクポイントである。
ターン⑤でも仕掛けが見られることがある。
DRSを活用したストレートエンドでの仕掛けが多い。
ただし、コーナー出口のトラクションが悪いと、次の直線で反撃を受けやすい。
追い抜きだけでなく、防御のポジショニングも重要となる。
|2021年:メルセデスバトル
メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがチーム内のバトルを繰り広げるレースとなった。
お互いクリーンでありながら、ギリギリの展開を作った。
最終的にはルイス・ハミルトンが連覇を達成した。