「すべてが噛み合わなかった」―母国オーストリアでレッドブル勢が予選で苦戦
レッドブルにとっては悔しさの残る土曜の午後となった。マックス・フェルスタッペンは母国グランプリの予選でまさかの7位に沈み、角田裕毅もQ1敗退と明暗ならぬ「共に暗い」展開に。予選を通してマシンのバランスを見失った両者は、厳しいコメントを残しながらも、日曜の決勝での巻き返しを誓った。
✅ まとめポイント
フェルスタッペンは全体的なバランスの崩れとイエローフラッグの影響で今季最悪の7位に
気温上昇によってマシン特性が悪化し、マックスは「いい状態ではない」とコメント
角田裕毅はQ1敗退、「突然バランスが崩れた」と原因に困惑を見せた
│■フェルスタッペン「すべてのコーナーで苦戦。リズムを掴めなかった」
レッドブルの本拠地であるレッドブル・リンクでの予選。これまでポールポジション4回を誇ってきたマックス・フェルスタッペンだったが、今回の予選では思うようにパフォーマンスを発揮できず、まさかの7位という結果に終わった。
「正直に言って、どのコーナーでも苦戦していた」と語るフェルスタッペンは、バランスの崩れとリズムの欠如により、まとまった走行ができなかったことを明かす。
「フロントもリアも全く動かなかった。だからリズムを掴むのが非常に難しかった。最終ラップはイエローフラッグで中断しなければならず、それで完全に終わってしまった」
FP3でもすでに「ナーバス」な挙動を感じていたという彼は、予選でさらにそれが悪化したと述べている。
「暑くなればなるほど、問題は深刻化している。正直、あまり良い状態ではない。でも、レースで何か起こるかもしれない。明日に期待するしかないね」
角田裕毅「バランスが突然崩れた。なぜか分からない」
角田裕毅もまた、母国チームにとっては厳しいセッションの一端を担うこととなった。FP2で7位、FP3で9位と好調を維持していたものの、予選ではQ1で敗退。18番グリッドからのスタートを余儀なくされる。
「正直、何が起きたのか分かりません」と角田は困惑を隠さない。
「最初のプッシュラップは良かったのに、2回目で急にバランスが崩れてしまった。ウォームアップも手順通りやったし、変なことはしていない。なのにマシンの挙動がまるで違っていた」
エンジニアと原因を分析する必要があるとした上で、「本当に悔しいです。ペースはあっただけに、この結果は受け入れがたい」と語った。
苦しい週末、ポイント獲得へ向けて
地元グランプリでの躓きは、レッドブルにとって精神的にも大きな痛手となった。フェルスタッペンは苦しいマシンバランスに耐え、角田は原因不明の失速に悩まされた。だが、何が起きてもおかしくないオーストリアの決勝で、2人がどれだけ巻き返せるかに注目が集まる。
Saturday in Spielberg = 🏁
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) June 28, 2025
An interrupted last run for Max means he’ll start P7. A tough end to Yuki’s session, but plenty of opportunity for tomorrow's Race 💪
Results | NOR, LEC, PIA, HAM, RUS, LAW, Max 👊, BOR, ANT, GAS. Yuki, P18 🫶#F1 || #AustrianGP 🇦🇹 pic.twitter.com/ZbVB1Z7oeG