カルロス・サインツにとって、オーストリアGPの予選はまたしても厳しい現実となった。Q1で19番手に沈み、スペイン、カナダに続いて3戦連続のQ1敗退。マシンに何らかの問題があることは明白で、走行直後から無線で「運転できない」と訴えていた。
✅ まとめポイント
サインツはフロア損傷とブレーキトラブルで「運転不能」に近い状態、Q1敗退が3戦連続に
アルボンはフロア破損にもかかわらずQ2を突破し12位、日曜の戦略に自信
ウィリアムズはコンストラクターズ5位を維持し、ミディアムタイヤ戦略での巻き返しを狙う
│異変続くサインツ、3戦連続Q1敗退に「深刻な問題があった」
「マシンにダメージがあるのは間違いなかった」と語るサインツは、ブレーキング時の不安定さと、ハイスピード時の無反応な挙動により「まともに運転できる状態ではなかった」と振り返る。
予選後にチームがフロアの損傷を確認し、さらにはブレーキシステムにもトラブルがあったことが判明。信頼性の問題が予選パフォーマンスに直結していた。
「かなりのダウンフォースを失っていたし、ブレーキも機能していなかった。プッシュできる状況じゃなかったよ」
│フロア破損も奮闘、アルボンは12位でQ2突破
一方、チームメイトのアレックス・アルボンは、Q3進出こそ逃したものの12位を獲得。サインツとは対照的に、落ち着いた走行でチームに希望をもたらした。
「Q1中にターン7でフロアを壊してしまったんです」とアルボンは振り返る。「でも、何とかリアを応急処置して、その後も走れたのが大きかった」
赤旗が不運なタイミングで出されたことで、Q2のラストアタックは中古タイヤと損傷車両で挑まざるを得なかった。それでも12番手という結果を出し、チームの安定感を見せた。
「正直かなり満足しています。練習走行ではロングランのペースも良かったし、日曜には少し希望が持てるはず」
│ウィリアムズ、日曜の巻き返しなるか?
アルボンは予選後、ミディアムタイヤの温存がレースでの鍵になると強調。「他のチームよりも多く残しているはず」と述べ、戦略面での優位性に期待を寄せた。
サインツのマシンは決勝に向けて修復が施される予定だが、グリッド最後方付近からのスタートは変わらない。だが彼もまた、金曜のロングランでは手応えを感じていたとし、「奇妙な週末だったが、レースでは何かを見せたい」と前を向いた。
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— Atlassian Williams Racing (@WilliamsRacing) June 28, 2025