7月5日に行われたF1イギリスGPの予選セッションは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが最終アタックでトップタイムを記録し、ポールポジションを獲得した。2番手はマクラーレンのオスカー・ピアストリ、3番手にはランド・ノリスが入り、久しぶりのポールポジション獲得となった。
レッドブルの角田はFP3の勢いを持てず、Q1突破はするもQ2でうまくまとめられず、12番手で予選を終えた。しかし決勝は11番手でスタートする。
■まとめポイント
フェルスタッペンが最終アタックで劇的ポール獲得
ピアストリ&ノリスが2・3番手に続き、マクラーレンも強力
角田は0.115秒差でQ2敗退も内容は安定、12番手
予選結果
| 順位 | チーム | ドライバー |
|---|---|---|
| 1 | マックス・フェルスタッペン | |
| 2 | オスカーピアストリ | |
| 3 | ランド・ノリス | |
| 4 | ジョージ・ラッセル | |
| 5 | ルイス・ハミルトン | |
| 6 | シャルル・ルクレール | |
| 7 | キミ・アントネッリ | |
| 8 | オリバー・ベアマン | |
| 9 | フェルナンド・アロンソ | |
| 10 | ピエール・ガスリー | |
| 11 | カルロス・サインツ | |
| 12 | 角田裕毅 | |
| 13 | アイザック・ハジャル | |
| 14 | アレックス・アルボン | |
| 15 | エステバン・オコン | |
| 16 | リアム・ローソン | |
| 17 | ガブリエル・ボルトレート | |
| 18 | ランス・ストロール | |
| 19 | ニコ・ヒュルケンベルグ | |
| 20 | フランコ・コラピント | |
※ハースのオリバー・ベアマンはFP3での違反で予選結果から10グリッド降格
■振り返り
セッションは気温19度・路面温度25度と過ごしやすいコンディションだったが、開始直後には小雨がパラつく不安定な天候。Q1ではアルピーヌのフランコ・コラピントが最終コーナーで縁石に乗りスピン、赤旗が提示された。
混乱のQ1ではウィリアムズのアレックス・アルボンやハースのエステバン・オコン、オリバー・ベアマンがタイミングよくアタックを決め、上位進出を果たしている。
Q2に入ると天候は一気に回復。しかし、レッドブルの角田裕毅は善戦しながらも、0.115秒届かず12番手で予選終了。ここ数戦の好調ぶりを維持しながらも、Q3進出にはもう一歩届かなかった。
最終Q3では、マクラーレンとフェラーリによるポール争いとなる中、フェラーリのルイス・ハミルトンが最終コーナー手前でミス。4番手に甘んじる結果となったが、その混戦を制したのはマックス・フェルスタッペン。完璧なアタックで今季の流れを引き戻す予選となった。
