■コースプロフィール

イスタンブール・パーク
(英:Istanbul Park)

トルコ最大の都市、イスタンブールにある常設サーキット。
正式名称はイスタンブール・パークである。

F1では、2005年にトルコGPとして初開催された。
その後、2011年まで開催され、2020年と2021年にもカレンダーへ復帰した。

そして、2027年からトルコGPは再びF1カレンダーに戻る。
F1は、イスタンブール・パークが2031年まで開催契約を結んだと発表している。

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│コースマップ

バグー市街地サーキット
イスタンブール・パーク
コース長5.338km
コーナー数14
最高速度約330km/h
タイプテクニカル
SC導入率
バグー市街地サーキット
イスタンブール・パーク- 性能評価
最高速3/5
加速4/5
ダウンフォース5/5
ブレーキ4/5
タイヤ5/5

│コースの特徴とポイント

イスタンブール・パークは、反時計回りのサーキットである。
F1では時計回りのコースが多いため、反時計回りのコースはドライバーの身体に独特の負荷を与える。

特にターン8のような長い左高速コーナーでは、首や身体に大きな横Gがかかる。

コース全体には高低差がある。
ブレーキング中に下り坂へ入る区間もあり、マシンの姿勢を安定させることが難しい。

イスタンブール・パークは、ただ速いだけのサーキットではない。
高速コーナーで勢いを保つ力、低速区間で正確に止める力、そしてタイヤを守る力が求められる。

①ターン8の攻略

イスタンブール・パークを象徴するコーナーがターン8である。
ターン8は、複数の頂点を持つ長い左の高速コーナーである。

ドライバーは高い速度を維持しながら、長い時間ステアリングを切り続ける。
この区間では、マシンに大きな横Gがかかる。

ターン8で重要になるのは、ダウンフォースと車体バランスである。
フロントの入りが悪いと、マシンは外へ膨らむ。
リアが不安定だと、ドライバーはアクセルを戻さなければならない。

ターン8で速度を落としすぎると、ラップタイムを大きく失う。
一方で、無理をするとタイヤへの負担が増える。

速さとタイヤ管理の両立が必要になる。
これが、ターン8を難しくしている理由である。

②タイヤ管理

イスタンブール・パークでは、左フロントタイヤに大きな負担がかかる。
長い高速コーナーでは、タイヤに横方向の力がかかり続ける。
そのため、タイヤ表面の温度が上がりやすい。

タイヤが過熱すると、グリップが落ちる。そしてタイヤを傷める。

つまり、イスタンブール・パークでは一度タイヤを苦しくすると、ペースの回復が難しくなる。

レースでは、ターン8だけでなく、低速区間の立ち上がりも重要になる。
アクセルを急に踏むと、リアタイヤを消耗しやすい。

速く走るためには、ただ攻めるだけでは不十分である。
タイヤを使いすぎない走り方が、レース全体の結果に大きく影響する可能性がある。

③オーバーテイク

イスタンブール・パークでは、オーバーテイクのチャンスもある。
代表的なオーバーテイクポイントは、ターン1やターン12進入付近である。

ターン1は下りながら進入する左コーナーである。
ブレーキングでマシンの姿勢が不安定になりやすい。
そのため、前のマシンに接近していれば、ブレーキング勝負を仕掛けることができる。

もうひとつのポイントは、終盤の低速セクションである。
長いバックストレートからブレーキングへ入る区間では、スリップストリームを使った仕掛けが可能になる。

ただし、イスタンブール・パークは簡単に抜けるコースではない。
高速コーナーで前走車に近づくと、乱れた空気の影響を受ける。
そのため、追う側はタイヤを消耗しやすい。

オーバーテイクには、単純な最高速だけでなく、タイヤの状態と立ち上がりの良さが必要になる。

■過去の名場面

|2021年:ルイス・ハミルトン vs セルジオ・ペレス

2021年のトルコGPでは、タイトル争いの中でハミルトンとペレスの激しいバトルが注目を集めた。接近戦の中でペレスがポジションを守り切った場面は、この年の選手権争いの流れの中でも印象的なシーンの一つとなった。

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|2010年:セバスチャン・ベッテル vs マーク・ウェバー

2010年のトルコGPでは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが接触した。
当時のレッドブルは非常に速いマシンを持っていた。

しかし、チームメイト同士の争いが大きな波乱を生んだ。
この接触は、勝利のチャンスを逃しただけでなく、
当時のレッドブル内の緊張関係を強く印象づける出来事となった。

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