4月12日にバーレーンインターナショナルサーキットにて第4戦 バーレーンGPのFP3が行われ、FP3ではマクラーレンのオスカー・ピアストリがトップタイムを計測。2番手タイムはチームメイトのランド・ノリスが入選、3番手タイムにはフェラーリのシャルル・ルクレールとなった。角田裕毅はハードタイヤでロングランを実施。予選よりもレースペース改善を図るため数十週周回を重ねた。

■まとめポイント

  • FP1ではマクラーレンのオスカー・ピアストリがトップタイム
  • 角田裕毅は唯一ハードタイヤで走行し続け20番手
  • ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグはマシントラブルでVSC導入
  • レッドブルは依然として調子が上がらず

FP1結果

順位 チーム ドライバー タイム
1 オスカー・ピアストリ 1:31.646
2 ランド・ノリス +0.668
3 シャルル・ルクレール +0.834
4 ジョージ・ラッセル +1.181
5 キミ・アントネッリ +1.270
6 ピエール・ガスリー +1.328
7 アイザック・ハジャル +1.377
8 マックス・フェルスタッペン +1.381
9 カルロス・サインツ +1.446
10 ルイス・ハミルトン +1.465
11 エステバン・オコン +1.594
12 ジャック・ドゥーハン +1.701
13 リアム・ローソン +1.724
14 フェルナンド・アロンソ +1.902
15 アレックス・アルボン +2.107
16 オリバー・ベアマン +2.689
17 ランス・ストロール +2.717
18 ガブリエル・ボルトレート +2.872
19 ニコ・ヒュルケンベルグ +2.990
20 角田裕毅 +3.319

振り返り

FP1では天候は晴れ(30℃)の中行われた。それぞれのチームは予選での最終調整を行い、ソフトでの集会を重ねるフリー走行となった。序盤でザウバーのニコヒュルケンベルグがマシントラブルでコース上でマシンを止め、VSC(バーチャルセーフティーカー)が出動されるアクシデントがあった。またしてもマクラーレンは絶好調で、予選は2台が争うことが固いと推測される。

 

レッドブルの角田裕毅は序盤からハードタイヤで決勝レースを意識したテスト走行を実施し、数十周を走り、ソフトタイヤでの走行はしなかった。恐らく予選で使用するソフトタイヤの温存と課題になっている熱入れなどから決勝レースのセットアップ調整を行っていたと考えられる。

エンジントラブルでストップするヒュルケンベルグ