セバスチャン・ベッテルは、先週末のサンパウロ・グランプリを訪れた際に、古巣レッドブル・レーシングとの関係や、自身が将来的にF1の世界へ戻る可能性について語った。
2022年末に現役を退いた4度のF1ワールドチャンピオンは、かつてのチーム内で何らかの役職に就く可能性について問われると、「話はあったが、全く進展はなかった」と率直に認めた。
│ホーナー退任に「驚いた」
7月に長年チーム代表を務めたクリスチャン・ホーナーが突然退任した件について尋ねられると、ベッテルは驚きを隠さなかった。
「驚いたよ。クリスチャンはチームの立ち上げ当初から関わっていて、すべてを知っている人物だ。今年のチームは全てが整っていると思っていた」
後任としてチーム代表に就任したローラン・メキースについても「以前一緒に仕事をしたことがある。彼は本当に優れた人物だ」と評価したうえで、「これからのチームの方向性を見守りたい」と語った。
│「適切な機会」があれば復帰の可能性も
現在は環境問題への取り組みや、持続可能なモータースポーツを推進する「F1REST」プロジェクトの活動に注力しているベッテルだが、F1への情熱は依然として健在だ。
「F1は今でも大好きだ。最初は距離を置こうと思ったけれど、レースを観て応援するのは本当に楽しい。もし“適切な機会”が訪れるなら、戻る可能性もあるかもしれない」
4度のワールドチャンピオン、53勝を挙げたレジェンドドライバーは、F1界から離れてもなおその存在感を放ち続けている。彼が再びパドックに姿を見せる日が来るのか、ファンの注目は尽きない。