■コースプロフィール

アルバート・パーク・サーキット
(英:Albert Park Circuit/Melbourne Grand Prix Circuit)

オーストラリアメルボルンにある公道を活用したコース。
公道といいながらも「パーク」ということから、
実は公園の敷地を含んでおり、公園内にある人工湖(アルバート・パーク・レイク)を周回する。

普段は公園として利用されており、
主にF1オーストラリアGPやスーパーカー・チャンピオンシップ開催時にレース用として使用される。

│コースマップ

バグー市街地サーキット
アルバート・パーク・サーキット
コース長5.278m
コーナー数14
最高速度336.3km/h
タイプバランス
SC導入率60%
バグー市街地サーキット
アルバート・パーク・サーキット- 性能評価
最高速3/5
加速5/5
ダウンフォース4/5
ブレーキ3/5
タイヤ4/5

│コースの特徴とポイント

レースは春のデイレース(昼)に行われ比較的気温は心地よいが、
レース自体があまり行われることが多くないため、
GPスタート時の路面は悪く、グリップがあまりない。

コース自体はコーナーが多く、テクニカルに分類されるサーキットであるが、
2022年からターン⑨のシケインが撤去され、DRSも追加したことにより、
高速サーキット化へと変貌を遂げている。
実際に変更によってラップタイムは5秒縮み、平均時速は231km/hから251km/hと15km/hもアップしている。そのため、各チームはテクニカルセクションへの重視から加速にも意識をしなければならない。

①コーナーとコース幅

公園内のサーキット状、エスケープゾーンが少なく、ウォールかグラベルがコースを囲んでいる。
そのため、一度コースアウトすると復帰までに時間を要する。
また、各ストレートエンドのコーナーでグラベルが設置されているため、
安定したブレーキとドライバビリティ(操作性)が必要になる。

コース幅はテクニカルセクションで狭い。
ターン③からターン⑧までの区間は特に狭く、前方車とのバトルでダウンフォースが抜けてしまい、
コースアウトやクラッシュするマシンも少なくない。
ドライバーには、正確な操作と安定したマシンコントロールが求められる。

②トラックレボリューションの高さ

普段使用されていない路面と公園というロケーションから、
当日のセッション序盤は路面がかなり汚れている。
従って、グリップが非常に低くなるがセッションが経つにつれて徐々に回復していく。
そのためFP2のタイムが決勝ペースを予測するうえで、比較的参考になりやすいセッションとなる。

また、サーキットの路面は周辺の木の葉がたまっており、ファンとしては美しさを感じるが、
関係者からするとタイヤ付着やダクト内に侵入などで影響を懸念している。

③オーバーテイク

このサーキットは2022年以前はオーバーテイクの回数はそこまで多いコースではなかったが、
レイアウト変更により、オーバーテイク数はかなり増加した。

近年はオーバーテイク数も増加しており、以前よりもレース展開が活発になっている。
その他のサーキットに比べてもまだ劣っている部分もあるが、
十分にオーバーテイクできるコースと言えるだろう。
オーバーテイクポイントは3か所。
1つはホームストレートエンドのターン①、2つめは連続DRS後のターン③、3つめは新レイアウトの恩恵を受けたのかターン⑬でのオーバーテイクも増えてきている。

そのため、様々なコーナーでオーバーテイクを楽しめるのもポイントの1つともいえるだろう。
ドライバーの得意なセクションを確認してみると見えてくるかもしれない。

■過去の名場面

|2017年:ヒュルケンベルグ VS アロンソ VS オコン

2017年のオーストラリアGPは中団勢も厚い戦いを繰り広げていたシーズンであった。
ルノー、フォースインディア、マクラーレン3チームによる3台が横並びになる激しいバトルが展開され、
アルバート・パークの象徴的なシーンのひとつとして知られている。

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|2018年:ルイス・ハミルトン VS セバスチャン・ベッテル

2017年から2強対決と呼ばれたシーズンの初戦レース。
この2人によるレースでこのシーズンは両者が輝いたシーズンでもあった。

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