
■コースプロフィール
ジェッダ・コーニッシュ・サーキット
(英: Jeddah Corniche Circuit 亜:حلبة كورنيش جدة)
サウジアラビアの紅海沿岸の港湾都市に建設されたストリートサーキットである。
2021年に初開催され、現在では2030年まで開催契約を結び、F1市街地サーキットの常連になっている。
元々はリヤドに位置しているキッディヤで建設中のサーキットで行われる予定だったが、
2030年以降どのようになるのかはまだ未定である。
初開催の2021年は12月に行われたが、現在ではシーズン序盤に行われることになった。
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│コースマップ

| コース長 | 6.174m |
|---|---|
| コーナー数 | 27 |
| 最高速度 | 340km/h |
| タイプ | テクニカル |
| SC導入率 | 100% |
| 最高速 | 5/5 |
|---|---|
| 加速 | 3/5 |
| ダウンフォース | 5/5 |
| ブレーキ | 3/5 |
| タイヤ | 4/5 |
│コースの特徴とポイント
レース自体はナイトレースで行われ、気温は暖かい。
気候によるドライバーの影響はさほど出ない。
市街地コース特有のコース幅の狭さは市街地コースの中でも、特にコース幅が狭い。
サウジアラビアは砂漠地帯でもあるが、砂の影響は比較的少なく、降水量もほとんどないため、
基本はドライタイヤでのレースが行われる。
ここまでサーキットとして良好な紹介をしてきたが、
このサーキットはF1でも屈指の高速かつ難易度が高い市街地サーキットとして知られている。
かなり難易度の高いサーキットと呼ばれている。

①200キロ越えのコーナー
このコースの最大の特徴は1周を通して連続した高速コーナーがあること。
また、大きなブレーキングポイントは1か所のみで、その他はほとんど高速コーナーで形成されている。
特にターン④からターン⑫は
ジェットコースターのように流れるコーナーでアクセルの開閉率が高い。
壁ともかなり近いため、コーナーの進入角度やライン取りが非常に重要になってくる。
また、ブラインドコーナーとしても名高く、
クラッシュして停止しているマシンがあると二次クラッシュの原因にもなる恐ろしいコーナーである。
②ゴールまで気を抜けない
高速コーナーが連続して続くとタイヤへの負荷は非常にかかってくる。
そのため、タイヤへの意識は必然的に必要になってくる。
また、レース終盤においてタイヤの摩耗や燃料残量によっては、
この区間でのオーバーテイクが難しくなるため、戦略的に走行ラインを選ぶことが鍵となる。
特にターン㉒~㉔は車両の安定性とタイヤに与える負荷が強い。
ブレーキングの精度とターンインのタイミングが重要になる。
③戦略
コース幅が狭く、高速コーナーが多いため、オーバーテイクは難しい部類に入ってくる。
予選の位置は重要になる。
だが、高速サーキットが故にピット戦略で順位を上げることは可能だ。
ピットインでのタイムロスは21~23秒程ではあるが、
平均速度が非常に高いため、タイムロスはかなり大きいものになる。
またSCも100%導入されているため、
単純なオーバーテイクではない形でポジションを上げることが可能である。
過去実績でいうと、2023年に角田裕毅は16位スタートから、SCによって一時は9位まで順位を上げている。
■過去の名場面
|2021年:マックス・フェルスタッペン VS ルイス・ハミルトン
シーズン終盤に行われたレースでチャンピオン争いをしていた2人が激突。
あわや2人ともDNFする寸前までのレースとなった。
|2022年:シャルル・ルクレール VS マックス・フェルスタッペン
グランドエフェクトカー時代に移った初年はこの二人の白熱したシーズンとなった。
特に後半ではDRSの権利を得るためにあえて譲るなど頭脳戦のレースとなった。