
■コースプロフィール
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット
(仏: Circuit Gilles-Villeneuve)
カナダ・ケベック州モントリオールのノートルダム島にある常設サーキット。セント・ローレンス川沿いに位置し、F1カレンダーの中でも独特の存在感を持つコースである。
1967年のモントリオール万博に関連して整備されたノートルダム島を活用して作られたサーキットで、現在はF1をはじめとする国際レースが開催されている。
1982年に地元ケベック出身のF1ドライバー、ジル・ヴィルヌーヴがベルギーGPで亡くなった後、
その功績を称えてサーキットに彼の名前が付けられた。
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│コースマップ

| コース長 | 4.361km |
|---|---|
| コーナー数 | 14 |
| 最高速度 | 331km/h |
| タイプ | スピード |
| SC導入率 | 高 |
| 最高速 | 5/5 |
|---|---|
| 加速 | 4/5 |
| ダウンフォース | 3/5 |
| ブレーキ | 4/5 |
| タイヤ | 3/5 |
│コースの特徴とポイント
レース自体はデイレースであるが、気温は20度前後と心地よいが、
開催時期は初夏にあたり、天候が変わりやすい。
高速ストレートとタイトなコーナーが組み合わさり、エンジンパワーとブレーキ性能が試される。
「チャンピオンズウォール」と呼ばれるターン⑭では、
過去に多くのトップドライバーがクラッシュを喫してきた。
ランオフエリアが少なく、壁が近いためミスが許されないレイアウトとなっている。

①ブレーキングと立ち上がり
高速域からの急減速が必要なポイントが多く、ブレーキング性能が勝利を左右する。
特に、ターン⑩(ヘアピン)や最終シケインでは、正確なブレーキングとスムーズな加速が重要。
ブレーキへの負荷が大きいため、温度管理を意識しないとオーバーヒートしてしまう。
加速時のトラクション性能も重要で、特にターン⑩の立ち上がりは次の長いストレートでの速度に直結。
コーナーのミスがタイムロスにつながりやすく、ストレートまでのアプローチと安定性が鍵となる。
②ダウンフォース
長いストレートが複数存在しているため、最高速は意識したいところ。
そのため、低ダウンフォース設定が有利になる一方で、コーナーでのグリップ不足が課題となる。
車両がストレートでの速度とコーナリング性能を
バランスよく維持できるダウンフォースがあるセッティングが必要。
また、DRSの活用によるオーバーテイクのチャンスを最大化するため、
ターン⑩のヘアピンと最終シケインからストレートへの立ち上がりがカギを握る。
③オーバーテイク
オーバーテイクポイントは主にターン1、ターン10のヘアピン、そして最終シケイン手前の進入である。
特にホームストレート後のターン1と、長い加速区間の先にあるターン10は代表的な勝負所になる。
ターン⑩(ヘアピン)でもアプローチ次第では可能であるが、
最も代表的なポイントの一つは、最終シケインへ向かう長い加速区間である。DRSを活用して前車に迫り、速さを活かしてオーバーテイクを狙える。
この区間では、シケイン進入時のブレーキングとその後の加速がカギになるが、
チャンピオンウォールは気を付ける必要がある。
■過去の名場面
|2011年:ジェンソン・バトン VS セバスチャン・ベッテル
このレースはF1史上最長(4時間39分)のレース。レースは雨とドライコンディションの交互に変わり、
セーフティカーが出動したり、最終ラップ、バトンがベッテルを抜き、最後は僅差で勝利した。
|2019年:ルイス・ハミルトン VS セバスチャン・ベッテル
ベッテルがレースを支配していたかに見えましたが、タイムペナルティにより、ハミルトンが勝利を掴んだ。
ベッテルはこのペナルティに納得がいかず順位板を入れ替えて訴えたのが印象的だ。