2026年F1第5戦カナダGPの予選が行われた。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスのジョージ・ラッセルだった。ラッセルはQ3最後のアタックで1分12秒578を記録し、チームメイトのキミ・アントネッリを0.068秒差で上回った。

2番手はアントネッリとなり、メルセデスがフロントロウを独占した。
3番手にはマクラーレンのランド・ノリス、4番手にはオスカー・ピアストリが続いた。5番手はフェラーリのルイス・ハミルトンだった。

まとめポイント

・ラッセルがQ3最後のアタックで逆転し、カナダGPポールポジションを獲得
・アントネッリ2番手でメルセデスがフロントロウ独占
・フェルスタッペン6番手、ハジャー7番手でレッドブル勢はトップ争いに届かず

 タイム結果

順位チームドライバー
1ジョージ・ラッセル
2キミ・アントネッリ
3ランド・ノリス
4オスカー・ピアストリ
5ルイス・ハミルトン
6マックス・フェルスタッペン
7アイザック・ハジャル
8シャルル・ルクレール
9アービッド・リンドブラッド
10フランコ・コラピント
11ニコ・ヒュルケンベルグ
12リアム・ローソン
13ガブリエル・ボルトレート
14ピエール・ガスリー
15カルロス・サインツ
16オリバー・ベアマン
17エステバン・オコン
18アレックス・アルボン
19フェルナンド・アロンソ
20セルジオ・ペレス
21ランス・ストロール
22バルテリ・ボッタス

│振り返り

2026年F1第5戦カナダGPの予選は、メルセデス勢の速さが際立つセッションとなった。
最終的にポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセルだった。ラッセルはQ3序盤のアタックを途中で断念し、一時は苦しい立場に立たされた。しかし最後のアタックで見事にまとめ切り、1分12秒578を記録してトップに浮上した。

2番手にはチームメイトのキミ・アントネッリが入った。
アントネッリはQ1から安定して速さを見せ、Q3でもポール候補の一人だった。最後はラッセルにわずかに届かなかったが、0.068秒差の2番手で終え、メルセデスがフロントロウを独占した。スプリントに続き、メルセデスの競争力の高さを改めて示した形だ。

3番手と4番手にはマクラーレンのノリスとピアストリが続いた。
マクラーレンは一発のタイムでメルセデスに届かなかったが、2台そろって上位を確保した。決勝のロングランやスタート次第では、十分に優勝争いへ加わる可能性がある位置だ。

フェラーリ勢はルイス・ハミルトンが5番手、シャルル・ルクレールが8番手だった。
ハミルトンは上位争いに加わったものの、最終アタックでターン7出口でミスがあり、さらに上を狙うことはできなかった。ルクレールも苦戦気味で、今回はトップ争いからやや離される結果になった。

レッドブル勢は厳しい予選となった。
マックス・フェルスタッペンは6番手、イサック・ハジャーは7番手だった。フェルスタッペンは無線で直線スピードへの不満を口にしており、上位4台との勝負には持ち込めなかった。一方でハジャーは今回もフェルスタッペンに近い位置を維持しており、今季の成長を感じさせる内容だった。

その後ろでは、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが9番手、アルピーヌのフランコ・コラピントが10番手に入った。
中団勢の中ではこの2台がQ3進出を果たし、決勝でもポイント争いの中心になりそうだ。

今回の予選は、メルセデスが改めて本命であることを示した一方で、マクラーレンとフェラーリもまだ十分に勝負圏内にいることを感じさせた。
特にカナダはスタートと1コーナーまでの攻防が大きな鍵になる。フロントロウを独占したメルセデスがそのまま主導権を握るのか、それともノリスやフェラーリ勢が飛び込んでくるのか。決勝はスタート直後から大きな見どころになりそうだ。