ウィリアムズは11日にオーストラリアのソフトウェア会社アトラシアンとタイトルパートナーを発表し、チーム名を「アトラシアン・ウィリアムズ・レーシング」と改めた日本企業のKOMATSUに加えて大きなスポンサーを獲得することになった。今シーズンからはマシン・チームウェアにも大きく表示され、ウィリアムズにとって2025年はチーム再建の新しい兆しになることが伺える。

―ーカラーリングにも変更があるか

アトラシアン(Atlassian)の公式カラーは 青。具体的には、ロゴやブランドデザインには 濃いブルーと明るいブルーのグラデーション がよく使われている。

ウィリアムズのこれまでのカラーリングも青系統が多かったので、アトラシアンとの契約で より鮮やかな青が強調される可能性 がある。特にアトラシアンのコーポレートカラーが加わることで、濃淡のブルーのバリエーションが増えるかもしれないが、昨年から大きく色が変わることはなさそうだ。

ウィリアムズは、サインツとアルボンが2025年型マシン「FW47」を初めて試乗する撮影日の一環として、2月14日シルバーストーンで行われるイベントで特別なワンオフカラーリングを公開する予定だ。

昨今のウィリアムズは最下位ポジションを脱却し、ミドル層で争うマシンへと変化している。ウィリアムズにとって、財政・技術・ブランドの各面で、アトラシアンとのタイトルスポンサー契約は多くのメリットをもたらすことだろう。カルロス・サインツ獲得によりベテランドライバー2名によって逆襲のシーズンになるかもしれない。