2026年F1第7戦スペインGPの決勝が、カタロニア・サーキットで行われた。

優勝したのは、フェラーリのルイス・ハミルトンだった。

ハミルトンはタイヤ戦略と力強いレースペースを生かし、フェラーリ移籍後初となるグランプリ優勝を達成した。

2位にはメルセデスのジョージ・ラッセル、3位にはマクラーレンのランド・ノリスが入った。

一時2番手を走っていたキミ・アントネッリは、残り4周でマシントラブルが発生し、リタイアとなった。

まとめポイント

・ハミルトンがフェラーリ移籍後初のグランプリ優勝
・アントネッリは2番手浮上直後にマシントラブルでリタイア
・終盤のVSCがハミルトンの戦略を後押し

結果

順位チームドライバー
1ルイス・ハミルトン
2ジョージ・ラッセル
3ランド・ノリス
4マックス・フェルスタッペン
5オスカー・ピアストリ
6アイザック・ハジャル
7ピエール・ガスリー
8フランコ・コラピント
9リアム・ローソン
10アービッド・リンドブラッド
11ガブリエル・ボルトレート
12カルロス・サインツ
13エステバン・オコン
14セルジオ・ペレス
DNFシャルル・ルクレール
DNFキミ・アントネッリ
DNFオリバー・ベアマン
18アレックス・アルボン
DNFフェルナンド・アロンソ
DNFニコ・ヒュルケンベルグ
DNFバルテリ・ボッタス
DNFランス・ストロール

│振り返り

スペインGP決勝は、ポールポジションのラッセルが好スタートを決めた。

序盤はラッセルがリードを広げた。
しかし、ソフトタイヤでスタートしたハミルトンも大きく離されず、上位勢は早い段階からタイヤ戦略の勝負に入った。

ハミルトンは12周目に最初のピットストップを行い、ハードタイヤへ交換した。

レース中盤、ハミルトンは再びミディアムタイヤへ交換した。
フェラーリは3ストップを視野に入れ、速いペースを維持する戦略を選んだ。

ハミルトンは新しいタイヤを生かし、前を走るマシンとの差を急速に縮めた。

一方で、ラッセルとアントネッリは同じメルセデス同士で接近した。
アントネッリの方がハードタイヤで速く、ラッセルへ仕掛ける場面もあった。

そこでレースを大きく動かしたのが、フェルナンド・アロンソのストップだった。

アロンソがコース脇にマシンを止めたことで、VSCが導入された。
ハミルトンはこの機会にピットへ入り、タイムロスを抑えてハードタイヤへ交換した。

ハミルトンはラッセルの前でコースへ復帰した。
VSC解除後も力強いペースを見せ、後続との差を広げていった。

終盤にはアントネッリがラッセルへ接近した。
61周目、アントネッリはメインストレートで並び、ターン1でラッセルを抜いて2番手へ浮上した。

しかし、その直後にアントネッリのマシンにトラブルが発生した。
アントネッリは63周目にマシンを止め、リタイアとなった。

この影響で再びVSCが導入されたが、ハミルトンのリードは十分に大きかった。
ハミルトンは最後まで首位を守り、フェラーリ加入後初のグランプリ優勝を達成した。

ハミルトンにとっては、2024年ベルギーGP以来となるF1での勝利だった。

一方で、シャルル・ルクレールは終盤にパワーステアリングの問題を訴え、リタイアとなった。

スペインGPは、ハミルトンとフェラーリにとって大きな転機となる一戦だった。

フェラーリはアップデートの効果と力強いレースペースを示した。
一方で、ランキング首位のアントネッリがノーポイントに終わり、タイトル争いも大きく動く結果となった。