F1とFIAは、2026年のバーレーンGPをマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催すると発表した。

開催日は2026年10月2日から4日までとなる。
セパンでF1が開催されるのは、2017年のマレーシアGP以来9年ぶりだ。
ただし、今回開催されるレースはマレーシアGPではない。

正式名称は「フォーミュラ1・ガルフエア・バーレーンGP・イン・マレーシア」となる。

│バーレーンGPがマレーシアで開催される理由

2026年のバーレーンGPは、当初4月10日から12日までバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される予定だった。

しかし、F1とFIAは中東地域の情勢を考慮し、4月に予定されていたバーレーンGPとサウジアラビアGPの開催を見送った。

F1は、安全と関係者の健康を最優先にしたと説明している。
その後、F1、FIA、バーレーン政府、マレーシア政府の間で協議が行われた。

協議の結果、開催できなくなったバーレーンGPをセパンで実施する方針が決まった。

開催地はマレーシアだが、バーレーンGPとして開催される特殊な形になる。

今回の開催には、最終契約とFIA世界モータースポーツ評議会による正式な承認が必要となる。

│マレーシアGPの正式復活ではない

セパンでF1が開催されるため、マレーシアGPが復活したようにも見える。
しかし、今回の発表はマレーシアGPの正式な復活を意味するものではない。

レースの名称はバーレーンGPのままとなり、マレーシアは開催会場を提供する形になる。
今回の発表は2026年のレースのみを対象としている。

2027年以降もセパンでF1が開催されるかは発表されていない。
セパン・インターナショナル・サーキットでは、1999年に初めてF1マレーシアGPが開催された。

最後に開催された2017年のマレーシアGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝している。
全長5.543kmのコースには、長いストレートと高速コーナーが配置されている。
高温多湿の環境に加えて、突然の雨が発生しやすい点もセパンの特徴だ。

│9年ぶりに現在のF1マシンがセパンを走る

2017年を最後に、セパンはF1カレンダーから姿を消していた。
2026年のF1マシンは、2017年当時とは車体やパワーユニットの規則が大きく異なる。

新しい技術規則で開発されたF1マシンが、セパンの高速コーナーや長いストレートでどのような走りを見せるのか注目される。

今回のレースは通常のマレーシアGPではない。

それでも、人気の高いセパンへF1が戻ることは、多くのファンにとって大きなニュースとなりそうだ。