7月5日に行われたF1イギリスGP フリー走行2回目(FP2)は、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムをマーク。2番手にはフェラーリのシャルル・ルクレール、3番手に同じくフェラーリのルイス・ハミルトンが入り、上位勢は母国のイギリス勢とフェラーリの強さが光る結果となった。

  ■まとめポイント

  • ノリスがFP2トップ、フェラーリの2台が2・3番手

  • 角田はFP2から走行も、マシンバランスに苦しみ下位に沈む

  • 上位と中団の差はわずか、混戦模様のまま土曜へ

FP1結果

順位チームドライバータイム
1ランド・ノリス1:25.816
2シャルル・ルクレール+0.222
3ルイス・ハミルトン+0.301
4オスカーピアストリ+0.470
5マックス・フェルスタッペン+0.498
6キミ・アントネッリ+0.567
7ランス・ストロール+0.614
8ジョージ・ラッセル0.707
9アイザック・ハジャル+0.708
10リアム・ローソン+0.808
11アレックス・アルボン+1.024
12フェルナンド・アロンソ+1.060
13ガブリエル・ボルトレート1.088
14エステバン・オコン+1.125
15角田裕毅+1.164
16カルロス・サインツ+1.343
17ニコ・ヒュルケンベルグ+1.349
18ピエール・ガスリー+1.358
19オリバー・ベアマン+1.410
20フランコ・コラピント+1.473

■振り返り

スピンするサインツ

セッションは気温25度・路面温度42度とFP1よりもやや暖かくなったが、依然として良好なコンディションの中で行われた。

FP2からはレッドブルの角田裕毅が走行を開始。しかし、マシンバランスに大きな問題を抱えており、思うようなタイムが出せない状況に。中盤以降も改善が見られず、初日は“我慢のセッション”となった。ただし、まだ初日であり、明日のFP3と予選での巻き返しに期待がかかる

トラブルとしては、ウィリアムズのカルロス・サインツがスピンを喫してイエローフラッグを出す場面も。復帰の際にはザウバーの進路を妨害した可能性があるとして、セッション後にFIAによる調査対象となった。近戦の不調もあり、サインツにとっては厳しい流れが続いている。

セッション全体としては、TOP10までが1秒以内にひしめく非常に拮抗したタイム差となっており、上位勢だけでなく中団チームの食い込みにも注目が集まる。

その中でレーシングブルズのアイザック・ハジャルが一時ソフトタイヤでTOP3に食い込むなど好調ぶりを見せ、安定感も増してきている。予選では中団からのサプライズ候補となりそうだ。

一方、レッドブルの2台は初日を通して低調な走りに終始。特に中低速域でのバランス不安が課題となっており、今後の調整次第では予選で苦戦する可能性も出てきている。