
■コースプロフィール
ハンガロリンク
(英:Hungaroring)
ハンガロリンクはハンガリーの首都ブダペストの郊外にあるサーキットで、
1986年から開催されて東欧の国としては初めてのF1レースの舞台。
元々丘だった場所を切り開いて作られており、高低差が非常に大きいのも特徴的だ。
また、ハンガロリンクは小高い丘からの砂埃がたまりやすく、路面も特殊になっている。
サーキット特集はこちら
│コースマップ

| コース長 | 4.381m |
|---|---|
| コーナー数 | 14 |
| 最高速度 | 314km/h |
| タイプ | テクニカル |
| SC導入率 | 20% |
| 最高速 | 2/5 |
|---|---|
| 加速 | 4/5 |
| ダウンフォース | 4/5 |
| ブレーキ | 3/5 |
| タイヤ | 4/5 |
│コースの特徴とポイント
レース自体はデイレースで行われる。気温は夏本番で気温はかなり高い。
30度前後まで上がるため、ドライバー・マシン両者に負担がかなりかかる。
ハンガロリンクはモナコに次ぐ低速サーキットで、オーバーテイクが非常に難しいのが特徴。
ストレートが短く、主に中低速コーナーが続くため、
ドライバーには高い集中力と正確なコントロールが求められる。
ダウンフォース重視のセッティングが重要で、
加速とブレーキングをスムーズにつなげられるかがタイム短縮の鍵となる。
狭く曲がりくねったレイアウトから、「壁のないモナコ」とも呼ばれている。

①予選が重要
ハンガロリンクはオーバーテイクが難しいサーキット。
コース幅が狭く、抜きどころが限られるため、予選での好位置確保が勝利の大前提だ。
特に、ターン①は長いメインストレートからの急な右コーナーであり、
スタートダッシュやポジション争いの最重要ポイントになる。
そのため、予選では完璧なアタックラップとタイヤストックを残しておくことが必要。
また、ポールポジションを取れば、レース中のトラフィックを避けることができるため、
戦略の選択肢もかなり広がってくる。(ポールポジションから勝利につながる割合が高い)
②タイヤのケア
夏季のハンガロリンクは高温で路面温度が50°Cを超えることもあり、タイヤの摩耗が大きな課題となる。
特に、摩耗しやすいフロントタイヤの管理が重要。
コーナーが連続するため、タイヤにかかる負荷が大きく、
過度なデグラデーション(摩耗)を引き起こすと、ラップタイムを大幅に悪化させてしまう要因になる。
いかにタイヤを労わりながら走るかを前提に、
柔らかいタイヤで序盤にリードを築くか、
硬いタイヤで安定したペースを維持するかでチーム戦略が勝利を左右する。
③リズム
ハンガロリンクでは、中低速コーナーが連続するテクニカルなレイアウトが特徴。
そのため、一定のリズムを保ちながら走行することが、速さと安定性を両立する鍵となる。
コーナーごとに異なるブレーキングポイントやターンインのタイミングを正確にこなし、
ミスを最小限に抑えることで、ラップタイムの安定化を図らなければならない。
後続車を抑えながらレースを運ぶ「トラックポジション」の維持も必要になる。
周回ごとに安定したペースを刻むことでタイヤの摩耗を抑え、
燃料やブレーキへの負担を軽減し、終盤のペースアップに備えることが勝利に直結する。
■過去の名場面
|2021年:ルイス・ハミルトン VS フェルナンド・アロンソ
このレースでは王者対決の攻防戦が繰り広げられたバトル。
猛追するハミルトンをアロンソがギリギリのディフェンスで対抗。
|2006年:フェルナンド・アロンソ VS ミハエル・シューマッハ
新旧王者のバトルとして語り継がれる名勝負。
雨のハンガリーでアロンソの華麗なオーバーテイクを決めるも、無念のクラッシュ。
そしてホンダのバトンが優勝した。