■コースプロフィール

エルマノス・ロドリゲス・サーキット
(西:Autódromo Hermanos Rodríguez)

メキシコ首都メキシコシティにあるサーキットで、1959年に完成し、改修を重ね、2015年から復活した。特徴としては、標高2300mの高い位置に聳え立っており、元野球場のスタジアム内を通るレイアウトをしている。

メキシコGPはホンダにとっても初のF1レース優勝の地でもあり、またグットイヤーも初優勝の場所でもある。また、サーキット名の由来はメキシコの伝説レーサーである「ペドロ・ロドリゲス」と「リカルド・ロドリゲス」から名付けられている。

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│コースマップ

バグー市街地サーキット
エルマノス・ロドリゲス・サーキット
コース長4.304m
コーナー数17
最高速度372km/h
タイプバランス
SC導入率30%
バグー市街地サーキット
エルマノス・ロドリゲス・サーキット - 性能評価
最高速4/5
加速4/5
ダウンフォース4/5
ブレーキ5/5
タイヤ4/5

│コースの特徴とポイント

レース自体はデイレースで行われる。10月でありながら暑い。理由としては標高の高さ。約2,300mの高地で薄い空気と高温の舞台になっている。

全長4.304kmのコースは、長い直線や技術的なコーナーが交錯し、特にセクター1には高低差のある複雑なコーナーが多く、ドライバーに高いテクニックを要求する。標高によるエンジン出力の低下や、タイヤの管理、ブレーキの耐久性が重要な要素となる。全体的にスピードとテクニックが求められ、戦略が大きな役割を果たすサーキット。

①ダウンフォース

このサーキットでは、車両のセットアップが非常に重要な要素。特に、空気密度が低いため、ダウンフォースのバランスをうまく取ることが求められる。

ダウンフォースを強化しすぎると直線でのスピードが落ち、逆に少なすぎるとテクニカルセクションでのグリップ力が不足する。そのため元々のドライバビリティを持ちつつ、ウィングを寝かせてスピードも意識する。特に、セクター1での高度なテクニックとセクター2、3の高速部分に対応するためには、車両の調整が勝敗を分けるポイントとなる。

②テクニカルセクションの攻略

ロングストレートを抜けると、急ブレーキングポイントが多く、ブレーキの精度が求められる。高地に位置しているため、ブレーキシステムは通常のレースよりも効果が薄く、ドライバーはブレーキングゾーンを慎重に選ばなければならない。

また、レースの後半ではテクニカルセクションとして、タイヤやブレーキへの負担が大きくなり、耐久性を保ちながらスムーズにコーナリングすることでライバルの差を広げることができる。

③オーバーテイクポイント

オーバーテイクポイントは、主にメインストレート。最も注目すべきポイントのターン①は、スタート直後のロングストレートからのブレーキ勝負になるが、他車を抜くポイントになる。

このライン取りが非常に重要。インを取る際にオーバーランや他車の押し出しが起きやすいため要注意だ。これらのポイントでは、タイミングと精度が勝敗を分けるため、ドライバーの判断力が非常に重要になる。

■過去のバトル

|2017年:ルイス・ハミルトン VS フェルナンド・アロンソ

マクラーレンホンダ最終年で走るアロンソに迫るハミルトンとのハーフセクションのバトル。ディフェンスに定評のあるアロンソが王者マシンを抑え込むバトルだ。

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|2016年:レッドブル VS セバスチャン・ベッテル

べッテルとレッドブルの間で非常に激しいバトルが繰り広げたレース。このバトルは特にレースの中盤で注目を集め、べッテルとレッドブルの2台が接近し合い、順位争いを繰り広げた。

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