
■コースプロフィール
モンツァ・サーキット
(英:Monza Circuit)
正式名称は、アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで世界で三番目に古いサーキット。
イタリア北部の都市モンツァにあるサーキットで、1922年に作られた。1980年にイモラで開催された年以外は、F1が始まった1950年から現在まで毎年イタリアGPはモンツァで行われている。これはF1の歴史において最も多く開催されている。
サーキット特集はこちら
│コースマップ

| コース長 | 5,793m |
|---|---|
| コーナー数 | 11 |
| 最高速度 | 372km/h |
| タイプ | スピード |
| SC導入率 | 50% |
| 最高速 | 5/5 |
|---|---|
| 加速 | 4/5 |
| ダウンフォース | 2/5 |
| ブレーキ | 5/5 |
| タイヤ | 4/5 |
│コースの特徴とポイント
レース自体はデイレースで行われる。気温は初秋の気候として25度前後の過ごしやすいが、路面温度は50度を超えるときもある。稀にスコールも発生するが典型的に晴れの時が多い。
モンツァは「スピードの殿堂」として知られ、11のコーナーを持ち、F1カレンダー中でもトップクラスの高速サーキット。全開率が約80%に達し、パワーユニット性能が重要。
特徴的な長いストレートと高速コーナーに加え、シケイン(ターン1-2やターン4-5)がタイムに直結する技術的な要素を持つ。

①直線番長を決めろ
モンツァはF1の中でも最も高速なサーキットであり、エンジン性能が勝敗を左右する。長いストレートが多く、全開率が高いため、エンジンの出力が重要。特にターン①やターン④のブレーキング後の加速が勝負を分ける。
さらに、エンジンの信頼性が重要で、モンツァではエンジンに高い負荷がかかるため、耐久性も求められる。高速走行中にエンジンが高熱になるため、冷却システムの効率も不可欠で、エンジン温度の管理が重要なカギとなる。
②ブレーキと立ちあがり
モンツァは、高速からの急減速が多いサーキットであり、ブレーキングがレースの成否を分ける要素となる。
ターン①(レティフィロシケイン)やターン④では、350km/h以上から70km/hに減速するため、ドライバーの精密なブレーキングが求められる。ブレーキの温度管理やロックアップを避ける技術が重要で、タイヤにかかる負荷も大きいため、タイヤデグラデーションを適切に管理することが勝利へのカギとなる。
③オーバーテイクポイント
オーバーテイクポイントは全コーナーどこでも多く見受けられるが、最大のポイントはメインストレート後のターン①シケインだろう。特にターン⑪のパラポリカでのアプローチ次第では容易にオーバーテイクが可能だ。
特にスタートでは混戦のため、ターン①までのポジショニングも重要になってくる。シケインは狭く、接触の可能性も高い。また、ここはピットレーンもかなり長く、ピットアウト後に激しい順位争いになることも多い。ドライビング力が試される場面でもある。
■過去のバトル
|2019年:ルイス・ハミルトン VS シャルル・ルクレール
フェラーリの超新星ルクレールと絶対王者ハミルトンのバトル。フェラーリの地元イタリアで意地のブロックとストレートで追い打ちをかけるハミルトンの心理戦になった。
|2020年:ピエール・ガスリー VS カルロス・サインツ
トップ層がリタイアする波乱の中、初優勝を懸けた2人のドライバーが終盤にバトル。サインツの嘆きの無線と歓喜のガスリー。コロナ化のGPで最も感動的なレースとなった。
https://www.flag-motorsport.com/post-20251102-1/