
■コースプロフィール
上海インターナショナル・サーキット
(英:Shanghai International Circuit、中: 上海国际赛车场)
中華人民共和国・上海市にあるサーキットで2004年に設立された。
2004年に初開催され、その後F1カレンダーの一部として開催されてきた。
コース全体は、漢字の「上」の字を思わせる形状だと紹介されることが多い。
ただし、設計者のヘルマン・ティルケ氏自身は、意図的なデザインではないと語っている。
総工費は当時のレートで約266億円とされている。
現在では様々なトップカテゴリーのレースが組み込まれる中国代表のサーキットになっている。
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│コースマップ

| コース長 | 5.451m |
|---|---|
| コーナー数 | 16 |
| 最高速度 | 348km/h |
| タイプ | スピード |
| SC導入率 | 40% |
| 最高速 | 5/5 |
|---|---|
| 加速 | 3/5 |
| ダウンフォース | 3/5 |
| ブレーキ | 4/5 |
| タイヤ | 4/5 |
│コースの特徴とポイント
レースは4月~5月にかけて行われ、気温は20度前後になることが多く、極端な暑さや寒さは少ない。
ただ、コースはかなり難しいレイアウトになっている。
ロングストレートは2本あり、そのうちのターン⑬からのストレートは1.2kmの長さを誇る。
ストレートだけでなく中低速のコーナーセクションも多く、
様々なコーナーの組み合わせで出来ているのが特徴になる。

①テクニカルセクション
このコースではロングストレートが2本と長く、
一見楽にオーバーテイクができそうでもあるが、
最高速だけでなく、コーナー出口での加速性能や安定性が重要になる。
トレイン状態も多くみられる中国GPにおいて、
いかに立ち上がりの安定性をもってターン⑬に飛び込めるのかがポイントになってくる。
安定した助走が出来るダウンフォースとブレーキングを持ったマシンがここでは強くなってくる。
②左タイヤに気をつける
このコースを走ると高速・低速どちらも右コーナーが多く組み込まれている。
タイヤというのは右に曲がれば遠心により左へ引っ張られる。
もちろんタイヤも同じで、左タイヤへの圧力がかかり、デグラデーション(劣化)が速くなる。
おまけにロングストレートからハイブレーキでタイヤへの負荷はかなり大きい。
ストレートでフラットスポット(ブレーキによるタイヤが平らになる現象)が出来れば、
ペースは落ちていくだろう。
そのため、ドライバーのマネジメント能力がかなり重要になってくる。
③スタートでの飛び込み
このサーキットのスタート後の位置取りはかなり重要になってくる。
ターン①からターン⑥までの間はテクニカルでコース幅も狭く、
順位の入れ替わりが激しい。
接触やアクシデントが起こりやすい傾向がある。
もちろん上位集団でスタートできることが好ましいが、
中団勢はかなり注意をしながら走らなければならない。
■過去の名場面
|2018年:ダニエル・リカルド VS フェラーリ・メルセデス
2018年の中国GPはダニエル・リカルドのためのレースと言えるだろう。
6位スタートのリカルドは後半にペースを上げ、
大逆転優勝を飾った。このレースは、中国GPの名勝負のひとつとして語られている。
|2006年:ミハエル・シューマッハ VS フェルナンド・アロンソ
2006年はミハエル・シューマッハと期待の新人フェルナンド・アロンソの世代交代を思わせるシーズンの中、
初開催の中国GPでは路面が濡れた悪いコンディションでバトルがあった。
この中国GPでの勝利は、シューマッハにとってF1キャリア最後の勝利となった。