■コースプロフィール

バクー市街地サーキット
(英:Baku City Circuit)‎

アゼルバイジャンの首都バクーに仮設させた市街地サーキットで、アゼルバイジャンGPの舞台となる。2016年開催時はヨーロッパGPとして開催されていたが、2017年からは正式にアゼルバイジャン国として開催されている。

カスピ海近くに位置するバクーの市街地で行われ、左回り6kmとベルギーGPのスパの次に長いサーキット。市街地コースの中でも比較的コース幅が広く、歴史ある景観を見渡すことが出来る。

サーキット特集はこちら

│コースマップ

バグー市街地サーキット
バグー市街地サーキット
コース長6,003m
コーナー数20
最高速度378km/h
タイプスピード
SC導入率70%
バグー市街地サーキット
バグー市街地サーキット - 性能評価
最高速4/5
加速3/5
ダウンフォース2/5
ブレーキ5/5
タイヤ4/5

│コースの特徴とポイント

レース自体はデイレースで行われる。元々は春に行われていたが、ルマンとの重なりなどを考慮して、秋開催へと移動した。気温は少し熱く、乾燥したステップ気候の中開催される。降水量は少ないが、風は強くなることが多い。

高速ストレートとタイトな市街地セクションが交互に配置されており、非常にテクニカルな性質を持つ。長いバックストレートでは最高速が出る一方、急な減速が要求されるコーナーも多い。また、壁が非常に近く、ミスが致命的になるためドライバーには高い集中力が求められる。

①正確なコーナーワーク

バクーは、市街地コースでありながら高速と低速コーナーのバランスが取れている。特にターン①やターン③では非常にハードなブレーキングが求められ、誤ったタイミングでのブレーキ操作がミスにつながりクラッシュすることも。

精確なブレーキングポイントとコーナリングラインを守ることが速さに直結し、他のドライバーと接触せずに進むことがレースを有利に進めるための鍵となる。壁に近いセクションであるターン⑦以降では、わずかなミスが致命的な影響を与えるため、十分注意が必要になる。

②戦略とSC対応

バクーは、セーフティカーが出動することが多いコースとして有名。クラッシュ率も高く、予選・決勝どちらも赤旗中断になることがある。

事故や障害物による中断が頻繁に発生するため、戦略的にピットストップを調整することが重要。セーフティカー導入後のリスタートでは、ドライバー間のギャップを縮めるチャンスが生まれ、オーバーテイクの機会もある。レースの進行中に適切なタイミングでピットインし、セーフティカーの波をうまく乗りこなすことが重要になる。

③オーバーテイクポイント

オーバーテイクポイントは、主に高速ストレートとその後の減速区間にある。特に、バックストレート(ターン⑯前の長い直線)は最も重要なオーバーテイクポイント。

ここでは、DRSが有効に働き、後続車が前車に迫りやすい。ターン①のブレーキングゾーンはオーバーテイクのチャンスが多いが、ライン取りによっては接触のリスクも高い。また、ターン③の後の長いストレートでも、スリップストリームを利用した追い抜きが可能。バクーでは、コースの特性上、壁に近いセクションでのミスが致命的になるため、慎重にオーバーテイクを仕掛けることが順位を上げるポイントだ

■過去のバトル

|2024年:オスカー・ピアストリ VS シャルル・ルクレール

このレースでは2人によるバトルが演じられた。ピアストリがオーバーテイクしてトップに立つも、ルクレールは反撃。お互い譲れないバトルとなった。

動画を見る

|2021年:マックス・フェルスタッペン VS ルイス・ハミルトン

両者譲れないレースで戦略による心理戦が行われた。だが、最終的にはマシントラブルで両者ノーポイントに終わった。

動画を見る