アブダビGPのFP3は路面温度39度・気温27度という高温コンディションで行われた。
セッション後半にはトップ勢が激しいアタック合戦を展開し、最終的にメルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイムを記録。
2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続き、予選さながらの緊張感あるFP3となった。
■まとめポイント
ラッセルがFP3トップで予選に向け好発進
ハミルトンがターン9でクラッシュし赤旗中断
角田裕毅とアントネッリがピットアウトで接触、角田はフロアにダメージ
│ FP3結果
| 順位 | チーム | ドライバー | タイム(GAP) |
|---|---|---|---|
| 1 | ジョージ・ラッセル | 1:23.324 | |
| 2 | ランド・ノリス | +0.004 | |
| 3 | マックス・フェルスタッペン | +0.124 | |
| 4 | フェルナンド・アロンソ | +0.251 | |
| 5 | オスカー・ピアストリ | +0.259 | |
| 6 | エステバン・オコン | +0.271 | |
| 7 | オリバー・ベアマン | +0.275 | |
| 8 | シャルル・ルクレール | +0.341 | |
| 9 | キミ・アントネッリ | +0.373 | |
| 10 | アレックス・アルボン | +0.388 | |
| 11 | ガブリエル・ボルトレート | +0.457 | |
| 12 | カルロス・サインツ | +0.477 | |
| 13 | ニコ・ヒュルケンベルグ | +0.536 | |
| 14 | ランス・ストロール | +0.561 | |
| 15 | リアム・ローソン | +0.613 | |
| 16 | アイザック・ハジャル | +0.645 | |
| 17 | ピエール・ガスリー | +0.738 | |
| 18 | ルイス・ハミルトン | +1.136 | |
| 19 | フランコ・コラピント | +1.167 | |
| 20 | 角田裕毅 | +1.359 |
│振り返り

FP3は高温コンディションの影響もあり、多くのチームがタイヤ温存とデータ確認を優先。
開始10分間で走行したのはアルピーヌ2台とアストンマーティン2台のみという珍しい光景だった。
走行が本格化すると、レッドブルのフェルスタッペンが最速タイムを記録。
その直後、アストンマーティンのランス・ストロールが2番手に入り、ミッドフィールド勢が上位を脅かす展開となった。
しかしセッション32分頃、
フェラーリのルイス・ハミルトンがターン9でスピンしクラッシュ。赤旗中断。
マシンに大きなダメージが入り、ここでハミルトンのFP3は終わった。
残り15分でセッションが再開すると、全チームが一斉にアタックに向かう。
最初に飛び出したのはマクラーレンのオスカー・ピアストリで、暫定トップに浮上。
続いてフェルスタッペンがタイムを更新し2番手に。
しかしすぐにノリスがトップタイムを叩き出し、3人のチャンピオン争い組がFP3で既に激しい攻防を展開する状況となった。
終盤、ピットアウトしたレッドブルの角田裕毅と、メルセデスのキミ・アントネッリが接触。角田のマシンはフロアにダメージを負い、その後の走行に影響が出た。
FP3は、予選本番へ向けた最終調整として非常に実りのあるセッションだった。
ラッセルが勢いを示した一方、ノリスとフェルスタッペンも十分な競争力を確認している。
アブダビの予選は、3チームによる僅差の戦いになることが濃厚で、最終戦にふさわしい緊迫した展開が期待される。