
アトラシアン・ウィリアムズF1チームは、来週予定されているバルセロナでのシェイクダウンテストに参加しないことを発表した。
チームはその理由として、「最高の車両パフォーマンスを追求するため」と説明している。
F1では、シーズン開幕前に新型マシンを走らせるテストが行われる。
シェイクダウンは、その中でも本格的なテスト前に行われる“最初の確認走行”にあたる。
今回のバルセロナ・シェイクダウンは、1月26日から30日にかけて実施される予定だった。
このテストでは、各チームが新型マシンを走らせ、翌シーズンに向けた準備を進める。
通常行われるバーレーンでのプレシーズンテストに加え、走行時間を増やす目的で設定された場でもある。
しかし、ウィリアムズはこのシェイクダウンに参加しない判断を下した。
【用語集】シェイクダウン(Shakedown)
│ウィリアムズは「走らない」選択をした
ウィリアムズは、シェイクダウンを欠席する一方で、準備を止めるわけではない。
チームは、2月11日から13日に行われるバーレーンでの最初の公式プレシーズンテストに向けて、
独自のプライベートテストを実施する予定だ。
ウィリアムズは公式声明で、次のように説明している。
「アトラシアン・ウィリアムズF1チームは、最高の車両性能を追求し続ける中で、FW48プログラムの遅延を受け、来週バルセロナで実施されるシェイクダウンテストに参加しない決定を下しました」
※ここで言及されている「FW48」は、ウィリアムズの2026年型マシンを指す。
│バーチャルテストで準備を進める
ウィリアムズは、実走行の代わりにVTT(バーチャルトラックテスト)を含むテストを行うとしている。
VTTとは、コンピューター上でサーキット走行を再現し、マシンの挙動を確認する開発手法だ。
シェイクダウンに参加しないと聞くと、
「準備が遅れているのでは?」と不安に感じる人もいるかもしれない。
しかし、F1ではどのテストに重点を置くかはチームごとの戦略だ。
ウィリアムズは、短期間の走行よりも、マシン完成度を高めることを優先した。
この判断が、2026年シーズンにどのような形で表れるのか。
開幕戦を迎えるまで、その答えはまだ見えない。