FIAフォーミュラ2は、F1直下のカテゴリーである。
F2はF1ドライバーの主要な登竜門の一つとされている。

現在F1で活躍する多くのドライバーが、F2を経て最高峰に到達した。
2026年シーズン、そのF2にアジア出身の3人が参戦している。

日本の宮田莉朋。
インドのクシュ・マイニ。
タイのタサナポル・イントラプヴァサック。

3人は異なる経歴を持つ。
しかし目標は共通している。F1昇格である。

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│宮田莉朋:日本トップカテゴリー王者の挑戦

宮田莉朋は1999年10月8日生まれ。国籍は日本である。

宮田は2020年にスーパーフォーミュラ・ライツで王者となった。

2023年、宮田は日本のトップカテゴリーであるスーパーフォーミュラとスーパーGTで年間王者に輝いた。
同一年に両シリーズを制した実績は高い評価を受けた実績である。

スーパーフォーミュラは、高いダウンフォースと高速コーナリング性能を持つカテゴリーとして知られている。
宮田の実績は国際的にも注目を集めた。

2024年、宮田はTOYOTAの支援を受け、ロダン・モータースポーツからF2に参戦した。
ルーキーシーズンを目立った成績を出せず、ランキング19位で終えた。

2025年、宮田はARTグランプリへ移籍した。
ベルギーGPで2位に入るもランキング17位でシーズンを終えた。

2026年、宮田はハイテックTGRへ移籍する。
3年目のF2シーズンで飛躍が期待されている。

│クシュ・マイニ:インドの新たなF1候補

クシュ・マイニは2000年9月22日生まれ。国籍はインドである。

マイニ・グループの創設者であるスダルシャン・マイニの孫でもある。
マイニは、F1で2度のチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンの指導を受けている

2022年、MPモータースポーツからFIAフォーミュラ3に参戦した。
ランキング13位を獲得した。

F2ではカンポス・レーシング、インヴィクタ・レーシングを経てキャリアを重ねた。
2024年のブダペスト・スプリントレースで初勝利を挙げた。

2026年、マイニはARTグランプリから4度目のF2シーズンに挑む。

インドはモータースポーツ市場として大きな潜在力を持つ国である。
過去にはナレイン・カーティケヤンカルン・チャンドックがF1に参戦した。

マイニはインド出身の次世代F1候補として注目されている。

│タサナポル・イントラプヴァサック:若きタイの挑戦者

タサナポル・イントラプヴァサックは2005年11月14日生まれ。国籍はタイである。

イントラプヴァサックは2021年までカートで経験を積んだ。
その後、UAE F4とイギリスF4に参戦した。

スペインF4ではランキング9位を記録した。
ユーロカップ3ではランキング6位となった。

2024年、AIXレーシングからFIAフォーミュラ3に参戦した。
2025年にはカンポス・レーシングへ移籍した。
ランキング7位を獲得した。

2026年、イントラプヴァサックはARTグランプリからF2へ昇格する。

2005年生まれの彼は今回紹介する3人の中で最年少である。
F1は近年、若手の台頭が続いている。

タイ出身のF1ドライバーにはアレックス・アルボンがいる。
イントラプヴァサックは、
同じタイのF1ドライバーであるアルボンをレーシングヒーローと呼んでいる。

│F2はF1への最終関門

F2は単なる育成カテゴリーではない。
F2はF1昇格に最も近いカテゴリーの一つである。

ジョージ・ラッセル
シャルル・ルクレール
オスカー・ピアストリ

彼らはF2王者としてF1へ昇格した。

2026年シーズン。
アジア出身の3人がこのF2という舞台で戦っている。

F2の成績は、F1昇格に直結するとは限らないが、重要な評価材料となる。
彼らの戦いは、F1昇格への挑戦そのものである。

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