2026年F1第7戦スペインGPのフリー走行1回目(FP1)が、カタロニア・サーキットで行われた。

トップタイムを記録したのは、メルセデスのジョージ・ラッセルだった。

ラッセルは1分16秒363を記録し、マクラーレンのオスカー・ピアストリを0.203秒差で上回った。

3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが続いた。

このセッションでは、7人の若手ドライバーが走行した。
F1の規定により、各フルタイムドライバーはシーズン中に2回、若手ドライバーへFP1の走行機会を譲る必要がある。

まとめポイント

・ラッセルが1分16秒363でFP1最速
・2番手はピアストリ、3番手はルクレール
・7人の若手ドライバーがFP1に参加
・ウィリアムズのルーク・ブラウニングは電気系トラブルで走行できず

 タイム結果

順位チームドライバータイム(GAP)
1ジョージ・ラッセル1:16.363
2オスカー・ピアストリ+0.203
3シャルル・ルクレール+0.520
4マックス・フェルスタッペン+0.684
5レオナルド・フォルナロリ+0.853
6ポール・アーロン+0.958
7リアム・ローソン+1.109
8ディーノ・ベガノヴィッチ+1.415
9アービッド・リンドブラッド+1.441
10フランコ・コラピント+1.530
11オリバー・ベアマン+1.809
12ガブリエル・ボルトレート+1.846
13カルロス・サインツ+1.930
14岩佐歩夢+1.935
15フレデリック・ヴェスティ+2.002
16エステバン・オコン+2.009
17ピエール・ガスリー+2.145
18バルテリ・ボッタス+2.551
19フェルナンド・アロンソ+3.704
20ランス・ストロール+3.995
21コルトン・ハータ+4.334

│振り返り

FP1は開始直後からトラブルも発生した。

地元スペインのカルロス・サインツは、ピットレーンでマシンを再始動できなかった。
サインツのウィリアムズは一度ガレージへ戻されたが、その後コースへ出ることができた。

しかし、ウィリアムズのリザーブドライバーであるルーク・ブラウニングは走行できなかった。
アレックス・アルボンのマシンに電気系の問題が発生し、ブラウニングは1周も走れないままセッションを終えた。

ラッセルは1分17秒414を記録し、早い段階で1分18秒を切った。
チームメイトのキミ・アントネッリはFP1を走行せず、メルセデスはフレデリック・ベスティを起用した。

終盤にラッセルが1分16秒363を記録した。
このタイムがFP1最速となった。

一方で、セッション中にはいくつかのミスも見られた。

キャデラックからFP1デビューを果たしたコルトン・ハータは、ターン7、8付近でスライドし、グラベルにタイヤを落とした。
ベスティもターン1でロックアップし、ランオフエリアへ逃げる場面があった。

また、ガブリエル・ボルトレートもターン7でグラベルに飛び出した。
ボルトレートは「マシンが不安定だ」と無線で訴えた。

スペインGPのFP1は、ラッセルとメルセデスの速さが目立つセッションとなった。
一方で、若手ドライバーの走行、ブレーキや電気系の問題、マシンバランスの課題も見えた。

FP2では、各チームがロングランと予選想定の走行を進めることになる。
カタロニア・サーキットはマシン性能が出やすいコースだけに、ここから勢力図がより見えやすくなりそうだ。