メルセデスのキミ・アントネッリが、2026年F1世界選手権のタイトル獲得に王手をかけている。
10月25日に行われた第18戦アメリカGPで今季9勝目を挙げ、ドライバーズランキング2位のジョージ・ラッセルとの差を123ポイントに拡大。F1公式サイトによると、次戦メキシコシティGPでは9位以内でフィニッシュすれば、他のドライバーの結果に関係なく初のワールドチャンピオンが確定する。
│アメリカGP優勝で王座に王手、残り5戦で123ポイント差
2026年シーズン、アントネッリは第3戦日本GPからドライバーズランキング首位を維持している。
アメリカGPでも優勝を飾り、獲得ポイントは365ポイントに到達。2位のラッセルは242ポイント、3位のルイス・ハミルトンは241ポイントとなった。
シーズンは残り5戦で、獲得できる最大ポイントは125ポイント。数学的にアントネッリを逆転できる可能性が残されているのは、ラッセルとハミルトンの2人だけとなった。
アメリカGPでもタイトル確定の可能性があったものの、ラッセルが8位、ハミルトンが4位でフィニッシュしたため、決着は次戦へ持ち越された。
ドライバーズランキングはこちら
│メキシコシティGPで9位以内なら初戴冠!史上最年少記録の更新も
F1公式サイトの計算によれば、アントネッリがメキシコシティGPでタイトルを確定させるために必要なのは、わずか2ポイントだ。
決勝で9位以内に入れば、ラッセルやハミルトンの順位に関係なく年間王者が確定する。
また、アントネッリが無得点に終わった場合でも、ラッセルとハミルトンの両者が優勝を逃せば、その時点でタイトル獲得が決まる。一方、10位で1ポイントを獲得した場合は、ラッセルが優勝するとタイトル争いが次戦サンパウロGPへ持ち越される。
現在20歳のアントネッリが王座に輝けば、セバスチャン・ベッテルが保持するF1史上最年少ワールドチャンピオン記録を更新することになる。さらに、イタリア人ドライバーとしては1953年のアルベルト・アスカリ以来、73年ぶりの世界王者誕生となる。
第19戦メキシコシティGPの決勝は、現地時間11月1日に開催予定。アントネッリが自身初の世界王座を手にする瞬間が、目前に迫っている。