F1の週末中継を見ていると、
「FP1?FP2?いつが本番なの?」
と迷ったことはありませんか?

F1は、3日間を通して段階的にレースへ向かうのが特徴です。
この記事では、テレビで見られる順番そのままに、
それぞれの走行がどんな意味を持つのかを初心者向けに解説します。

1日目:FP1

週末の“準備運動”にあたる走行

FP1は、レースウィーク最初の走行です。
チームとドライバーが、その週末の基準を作る時間になります。

FP1で行われること

  • コースコンディションのチェック

  • 新パーツのテスト

  • 若手ドライバーの起用(ルーキー走行)

初心者が見るポイント

  • 大きなトラブルが出ていないか

  • 走行時間が短いドライバーはいないか

まだタイム順位はそこまで気にしなくてOK
「ポテンシャル」を見る時間です。

│1日目:FP2(またはスプリント予選)

FP2(フリー走行2回目)

レースを想定した本格テスト

FP2は、FP1よりも重要度が上がります。
レース本番を見据えた走行が中心になります。

FP2で行われること

  • ロングラン(長距離走行)

  • タイヤの性能確認

  • 燃料を積んだ状態でのペース測定

初心者が見るポイント

  • 同じタイヤでの周回ペース

  • ロングラン中の安定感

FP2は「決勝の予習」
ここで強いチームは、決勝でも強いことが多い傾向がある。

※スプリント開催週の場合:スプリント予選

通常のFP2の代わりに行われるのがスプリント予選です。

  • スプリントレースのスターティンググリッドを決める予選

ここからレースを想定した実戦的な走行が始まります。

│2日目|FP3(またはスプリント予選)

FP3(フリー走行3回目)

最後の最終確認

FP3は、予選直前に行われる最後の調整走行です。

FP3で行われること

  • 予選用セッティングの確認

  • ソフトタイヤでのアタック

  • 微調整のみ(大きな変更はしない)

初心者が見るポイント

  • 予選を想定した速さ

  • チームごとの仕上がり具合

FP2が「決勝を想定した走行」なのに対し、
FP3は「予選に向けた最終確認」という位置づけになる。 
FP3の上位勢は、予選でも速い可能性が高い。

 

※スプリント開催週:スプリントレース

短距離で行われる“ミニ決勝レース”です。

  • 決勝より短い周回数

  • ポイントが付与される

  • 決勝の流れを左右する場合もある

周回数が少ないため、全開でバトルをする機会が増える。

│2日目:予選

スタート順位を決める最重要セッション

予選は、決勝レースのスタート位置を決める走行です。
Q1・Q2・Q3の3段階方式で行われます。

初心者が見るポイント

  • Q3に誰が進んだか

  • 速さだけでなくミスの有無

  • 僅差のタイム差

 予選結果=決勝の展開を大きく左右します。

│3日目:決勝レース

すべての準備の集大成

決勝レースは、週末すべての走行の集大成です。

決勝で見るポイント

  • スタート直後の順位変動

  • タイヤ戦略

  • ピットストップのタイミング

  • 終盤のペースとミス

FPや予選で積み重ねた準備が、
ここで結果として表れます。

「なぜこの順位なのか」が分かると、F1は一気に面白くなります。

│F1は“積み上げ型”のスポーツ

F1は、いきなり決勝だけを見ても面白いが、FP1から見るとより面白いスポーツだ。

  • フリー走行で準備

  • 予選でレース位置を決め

  • 決勝で戦う

この流れを知るだけで、
テレビ観戦の理解度は大きく変わります。

継続してすべてを見るのが難しい場合は、
予選直前のFP3から見るだけでも、流れが掴みやすくなる。

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