
■コースプロフィール
シルバーストーン・サーキット
(英:Silverstone Circuit)
イギリスのノーサンプトンシャーとバッキンガムシャーをまたいだ場所にある歴史あるサーキット。
元々は第二次世界大戦でイギリス空軍の飛行場として使用されていた場所を使用し、
1948年にサーキットとしてオープンされた。
1950年F1開催の開幕戦として行われ、その後、開催地が変更される時期もあったが、
1987年以来、イギリスGPは毎年シルバーストーンで開催されている。
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│コースマップ

| コース長 | 5.891km |
|---|---|
| コーナー数 | 18 |
| 最高速度 | 328km/h |
| タイプ | バランス |
| SC導入率 | 80% |
| 最高速 | 3/5 |
|---|---|
| 加速 | 4/5 |
| ダウンフォース | 4/5 |
| ブレーキ | 5/5 |
| タイヤ | 5/5 |
│コースの特徴とポイント
レース自体はデイレースであるが、夏季に開催されるため、気温は比較的高め。
一方で天候が変わりやすく、突然の雨に見舞われることも多い。
また、突然の天候不良になることが多く、雨天でのレースもシルバーストーンならではである。
高速コーナーが多く、特に「マゴッツ」「ベケッツ」「チャペル」に代表される高速連続コーナーは、
ドライバーとマシンに極めて高い精度を要求する。
一方、ターン①の「アビー」やターン⑱の「クラブ」などのテクニカルな部分もあり、
スピードと技術がバランスよく試されるのが特徴。
ダウンフォース性能が鍵となる一方、タイヤへの負荷も大きく、戦略が重要になってくる。

①コーナーの攻略
シルバーストーンの名物コーナーであるターン⑩~⑭までの「マゴッツ」「ベケッツ」「チャペル」などの高速コーナーを効率よく走破するには、優れたダウンフォース性能が必須になる。
車両の安定性とグリップ力がラップタイムに直結するため、
ダウンフォースに優れたマシンと最適なセットアップが勝敗を左右します。
特に高速域でのマシンバランスが重要。
また、この区間は横のGも強く、最大で約5Gもの横方向の負荷がかかり、
ドライバーには非常に高いフィジカル性能が求められる。
②タイヤを守る
高速コーナーが続くレイアウトのサーキット上、
特にフロントタイヤに負担がかかりやすく、タイヤデグラデーションが重要な課題になる。
適切なピットストップ戦略を含むタイヤマネジメントが決勝レース後半でのパフォーマンスに直結するため、
タイヤを労わりつつペースを維持しなければならない。
さらに、予期せぬ天候変化への柔軟な対応も、
タイヤマネジメントと並ぶ重要な要素となる。
③オーバーテイク
シルバーストーンは他のサーキットに比べて、
テクニカルセクションが多い中オーバーテイクは多く見受けられる。
ターン⑭以降のロングストレート「ハンガーストレート」や
ターン⑤以降の「ウェリントンストレート」などで比較的オーバーテイクが多く見られるサーキットの一つだ。
高出力のパワーユニットを活かしつつ、ドラッグを最小限に抑えるバランスがポイントで、
トップスピードと加速力がオーバーテイクやディフェンスに活躍する。
■過去の名場面
|1993年:アイルトン・セナ VS アラン・プロスト
セナとプロストの間で繰り広げられた一進一退のバトル。
プロストがレースを制し、そのドライビング技術が際立った一戦となり、
後のF1史においても語り継がれる名勝負の一つ。
|2021年:マックス・フェルスタッペン VS ルイス・ハミルトン
フェルスタッペンがポールポジションからリードするも、
序盤から激しい攻防が展開され、両者のタイトル争いを象徴する一戦となった。