2025年F1第14戦ハンガリーGPのフリー走行1回目(FP1)がブダペストのハンガロリンクで行われ、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。チームメイトのオスカー・ピアストリが2番手、フェラーリのシャルル・ルクレールが3番手と続き、マクラーレンが初日から速さを見せつける形となった。

  ■まとめポイント

    • マクラーレンがFP1で1-2フィニッシュ。ノリスが最速、ピアストリが2番手

    • ザウバーのポール・アーロン、アストンのドルゴヴィッチがリザーブとして出走

    • ガスリーとアーロンがマシントラブル、アーロンはVSCの原因にも

    • ルーキーのアイザック・ハジャルが4番手と好調なスタート

    • メルセデスはコーナーで苦戦、レッドブル勢は伸び悩む

FP1結果

順位チームドライバータイム(GAP)
1ランド・ノリス1:16.052
2オスカー・ピアストリ+0.019
3シャルル・ルクレール+0.217
4アイザック・ハジャル+0.629
5ルイス・ハミルトン+0.682
6オリバー・ベアマン+0.826
7キミ・アントネッリ+0.828
8ジョージ・ラッセル+0.873
9マックス・フェルスタッペン+0.888
10ランス・ストロール+0.906
11アレックス・アルボン+0.932
12エステバン・オコン+0.952
13ピエール・ガスリー+1.071
14リアム・ローソン+1.132
15カルロス・サインツ+1.143
16フェリペ・ドルゴヴィッチ+1.217
17角田 裕毅+1.341
18フランコ・コラピント+1.412
19ガブリエル・ボルトレート+1.600
20ポール・アーロン+3.736

│振り返り

ストップするポール・アーロン

FP1では複数のリザーブドライバーが出走しており、ザウバーからはF2ドライバーのポール・アーロンが、アストンマーティンからは背中を痛めたフェルナンド・アロンソに代わってフェリペ・ドルゴヴィッチがドライブした。

序盤にはアルピーヌのピエール・ガスリーがマシントラブルを訴えて一時ピットイン。エンジン系の不具合が原因と見られたが、その後は無事にコースに復帰し、走行を再開している。一方、ポール・アーロンはターン13でマシントラブルによりストップし、この影響でバーチャル・セーフティーカーが発動される場面もあった。

注目すべきはウィリアムズの仕上がりの良さで、序盤にハードタイヤを履いた状態で3位・4位につけるタイムを記録。今季初の表彰台に向けて視界良好なスタートを切った。レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャルも4番手タイムをマークし、中団勢の中では頭一つ抜けたパフォーマンスを見せた。

一方、メルセデスは苦しい立ち上がりとなり、特にジョージ・ラッセルは「マシンが曲がらない」と無線で不満を訴えるなど、全体的にコーナリングでの不安定さが目立った。

レッドブルも課題を抱える形でセッションを終え、マックス・フェルスタッペンが9番手、角田裕毅は17番手にとどまった。トップタイムのノリスとの差は約0.8秒と、先週のベルギーGPとは一転して苦戦傾向が見られた。

各チームが異なるプログラムで走行していたため単純な比較は難しいが、マクラーレンはこのセッションで確かな一歩を刻んだ。予選・決勝に向けたコンディション変化への対応力が、引き続き注目される。