2026年F1第6戦モナコGPのフリー走行3回目(FP3)が、モンテカルロ市街地コースで行われた。
トップタイムを記録したのは、メルセデスのキミ・アントネッリだった。
アントネッリはソフトタイヤで1分12秒720を記録し、FP3最速となった。
2番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入り、3番手にはルイス・ハミルトンが続いた。
FP1とFP2ではフェラーリ勢が上位を占めていたが、FP3ではアントネッリがその流れを止めた。
まとめポイント
・アントネッリが1分12秒720でFP3最速
・ルクレールが2番手、ハミルトンが3番手
・ベアマンのクラッシュで赤旗が出された
・ノリスはFP2のトラブル後に走行復帰
│ タイム結果
| 順位 | チーム | ドライバー | タイム(GAP) |
|---|---|---|---|
| 1 | キミ・アントネッリ | 1:12.720 | |
| 2 | シャルル・ルクレール | +0.327 | |
| 3 | ルイス・ハミルトン | +0.331 | |
| 4 | ジョージ・ラッセル | +0.763 | |
| 5 | マックス・フェルスタッペン | +0.942 | |
| 6 | オスカー・ピアストリ | +0.978 | |
| 7 | ガブリエル・ボルトレート | +1.10 | |
| 8 | アイザック・ハジャル | +1.157 | |
| 9 | ランド・ノリス | +1.286 | |
| 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | +1.330 | |
| 11 | エステバン・オコン | +1.558 | |
| 12 | カルロス・サインツ | +1.616 | |
| 13 | ピエール・ガスリー | +1.760 | |
| 14 | オリバー・ベアマン | +1.767 | |
| 15 | リアム・ローソン | +1.867 | |
| 16 | アレックス・アルボン | +2.081 | |
| 17 | アービッド・リンドブラッド | +2.198 | |
| 18 | セルジオ・ペレス | +2.225 | |
| 19 | フランコ・コラピント | +2.459 | |
| 20 | バルテリ・ボッタス | +2.731 | |
| 21 | フェルナンド・アロンソ | +2.847 | |
| 22 | ランス・ストロール | +3.201 |
│振り返り
各チームは、FP3でマシンの最終調整を行った。
FP3では、メルセデスのアントネッリが最速タイムを記録した。
アントネッリは1分12秒720をマークし、この週末ここまでで最も速いタイムを出した。
2番手のルクレールとの差は0.327秒だった。
モナコのようにタイム差が小さくなりやすいサーキットで、この差は大きい。
ルクレールは終盤にブレーキの感触に苦しんだ。
そのため、最後のアタックでアントネッリのタイムに近づくことはできなかった。
3番手にはハミルトンが入った。
ハミルトンはルクレールからわずか0.004秒差だった。
フェラーリはFP3でも上位に残り、モナコでの速さを維持した。
4番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。
ラッセルはアントネッリから0.763秒差だった。
メルセデスは金曜日のFP2ではフェラーリに対してやや遅れたが、FP3では明確に巻き返した。
5番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続いた。
フェルスタッペンはトップから0.942秒差だった。
フェラーリ勢には近づけなかったが、予選に向けて上位争いに残る位置につけた。
マクラーレンでは、オスカー・ピアストリが6番手に入った。
ランド・ノリスはFP2でマシンが停止し、走行時間を失っていた。
チームはFP2後に大きな作業を行い、ワイヤーハーネスなどを交換した。
ノリスはFP3で走行に戻ったが、最終的には9番手だった。
セッション中盤には、アルピーヌのフランコ・コラピントがヘアピンでスピンした。
コラピントはリアをバリアに軽く当てたが、自力で走行を再開した。
アレックス・アルボンもサン・デボーテでエスケープゾーンに入る場面があった。
モナコらしく、少しのミスが大きなリスクにつながるセッションとなった。
終盤には、ハースのオリバー・ベアマンがマスネで大きくスライドした。
ベアマンのマシンはウォールに接触し、コース上にデブリが散らばった。
この影響で赤旗が出され、セッションは一時中断された。
赤旗後にセッションは再開されたが、残り時間は少なかった。
各ドライバーは最後の確認を行ったものの、アントネッリのタイムを上回るドライバーは現れなかった。
予選を前に、アントネッリとメルセデスが大きな存在感を示した。
一方で、フェラーリもルクレールとハミルトンの2台が上位に入り、引き続き有力候補であることを示した。
モナコでは、わずかなミスが順位を大きく左右する。
FP3の結果を見る限り、予選はメルセデスとフェラーリを中心に、レッドブルとマクラーレンがどこまで食い込めるかが焦点になりそうだ。