6月28日、レッドブル・リンクにて第11戦オーストリアGPのフリー走行1回目(FP1)が行われ、前戦カナダGPを制したメルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイムを記録した。2番手はレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3番手にはマクラーレンのオスカー・ピアストリが続いた。路面温度41度・気温24度と、コンディションとしては“ちょうどいい”状態でのセッションとなった。

レッドブルの角田はマシンブレーキに問題を抱え、17番手でセッションを終えた。

■まとめポイント

  • FP1トップはメルセデスのジョージ・ラッセル

  • ダノがマクラーレンでサプライズの4番手タイム

  • 角田はブレーキに課題、ターン3でコースオフ

  • アロンソがスピンするもクラッシュは回避

  • ブレーキングの難しさが各チームに共通の課題

FP1結果

順位チームドライバータイム
1ジョージ・ラッセル1:05.542
2マックス・フェルスタッペン+0.065
3オスカー・ピアストリ+0.155
4アレクサンダー・ダノ+0.224
5ピエール・ガスリー+0.238
6ガブリエル・ボルトレート+0.332
7アレックス・アルボン+0.404
8カルロス・サインツ0.475
9ルイス・ハミルトン+0.557
10アイザック・ハジャル+0.568
11キミ・アントネッリ+0.588
12ニコ・ヒュルケンベルグ+0.598
13ランス・ストロール0.618
14フェルナンド・アロンソ+0.628
15リアム・ローソン+0.647
16フランコ・コラピント+0.704
17角田裕毅+0.720
18ディーノ・ベガノウィッチ+0.827
19エステバン・オコン+0.968
20オリバー・ベアマン+1.196

■振り返り

スピンするアロンソ

セッションでは全体的にハードタイヤやミディアムタイヤでの慣らし走行が中心。各チームともロングランに向けた準備を進めた。

マクラーレンはこのFP1でF2ドライバーのアレクサンダー・ダノを起用。ランド・ノリスに代わってマシンを走らせ、空力測定用のエアロレークを装着してテスト走行を行った。その後アタック走行に切り替えると、堂々の4番手タイムをマークし存在感を見せた。フェラーリもシャルル・ルクレールに代わってジュニアドライバーのディーノ・ベガノウィッチが走行している。

一方、レッドブルの角田裕毅はブレーキに課題を抱えており、ターン3でコースアウトする場面も見られた。セッション全体を通しても、ターン1では多くのドライバーがワイドに膨らむシーンが頻発し、各車ともブレーキングに苦しむ様子が目立った。

アクシデントとしては、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが最終コーナーでスピン。クラッシュ寸前でのセーブに成功したものの、やや不安定な挙動が見られた。

いまだ勢力図が読みづらい中、前戦勝者のラッセルが引き続き好調さを見せつけており、今週末の展開にも注目が集まる。